鶏卵・鶏肉の安全性情報
鶏肉や鶏卵を食べることにより、鳥インフルエンザが人に感染する可能性はありません
鶏肉や鶏卵を食べることにより、高病原性鳥インフルエンザが人に感染する可能性は、次の理由によりないものと考えています。
- 酸に弱く、胃酸で不活化されること
- 人の細胞に入り込むための受容体が鳥のものとは異なること
- 通常の加熱調理で容易に死滅すること
なお、鳥インフルエンザは、これまで、鶏肉や鶏卵を食べることによって、人に感染したという事例の報告はありません。
- 鶏卵は、国内では生で食べることを考えて生産されていますが、生食することが不安な方や体調の悪い方は、加熱( 食中毒防止のための加熱条件: 中心部70度 、瞬間) することをおすすめします。
- 鶏肉は十分加熱して食べて下さい。未加熱または加熱不十分なままで食べることは、食中毒を予防する観点からもおすすめできません。
- 食品衛生の観点からは、鳥インフルエンザ発生農場から出荷された鶏卵や鶏肉を回収する必要はないものと考えています。
鶏肉・鶏卵の安全性に関する食品安全委員会の考え方
http://www.fsc.go.jp/sonota/tori/tori_iinkai_kangaekata_140424.pdf
厚生労働省鳥インフルエンザに関するQ&A
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou02/qa.html