エゾボラモドキ(バイ貝)によるテトラミン食中毒

エゾボラモドキ(バイ貝)によるテトラミン食中毒について
 エゾバイ科の巻貝の唾液腺には、テトラミンという神経毒素が含まれており、この毒素は加熱しても分解されません。調理する前には、必ず唾液腺を除去していただくようご注意下さい。

 唾液腺を食べると、30分から2時間後に、ものが二重に見えるなどの視覚異常、めまい、頭痛等の食中毒症状が現れることがあります。

 
写真 バイ貝 写真 バイ貝の唾液腺
 ◆大きさ  約15cm×9cm 約250g
 ◆貝殻は厚く、淡褐色
 ◆赤点線で囲んだ部分が「唾液腺」
 ◆この部分を取り除いて下さい。
 唾液腺(通称 アブラ)の除去方法
 図 唾液腺の除去方法

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