令和元年度食品、添加物等の夏期一斉取締りの実施結果

夏期に多発する食中毒等の食品による事故の防止を図るとともに、積極的に食品衛生の向上を図るため、夏期一斉取締りを実施しました。

 1.実施日時 令和元年7月1日(月)から7月31日(水)

 2.実施機関 県立保健所(支所)、環境衛生研究センター、食品・生活衛生課

 3.監視指導の内容 食品関係事業者の監視指導、食品の収去検査等

監視指導結果

  大量調理施設をはじめ、飲食店、食品製造施設、食肉や魚介類の取扱施設等、延べ1,287施設に対して監視指導を実施しました。

 施設基準、管理運営基準、製造基準、保存基準、表示基準等の遵守状況を確認するとともに、食品等の製造及び加工、運搬、保管等における衛生的な取扱いについても指導を行いました。

 また、食肉を取り扱う施設に対し、立入調査を実施し、規格基準に適合した生食用食肉以外は生食用として販売、提供しないこと、中心部まで十分に加熱して販売、提供すること等について指導しました。

延べ監視施設数 違反発見施設数
許可を要する施設 1,123 0
許可を要しない施設 164 0
合計 1,287 0

食品の検査結果

 食品販売店等から、食品延べ48検体を収去し、アイスクリーム類、氷菓の製品規格検査、 残留農薬検査、漬物の衛生規範検査、放射性物質検査を実施しました。

 検査の結果は以下のとおりです。

検査件数 違反件数 備 考
アイスクリーム類・氷菓 20 2 大腸菌群陽性
生鮮野菜・果物 18 0
漬物 10 0
合計 48 2

消費者に対する食中毒予防啓発

 食中毒の発生しやすい気象条件となったとき、注意喚起を目的として、「食中毒注意報」を1回(7月31日~8月1日、和歌山県全域)発令し、県政ニュース等で広報を実施しました。

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