いつ発生が多いの?
食中毒といえば夏に多く発生するイメージがありますが、1年をとおして発生しています。
細菌性食中毒は6月から10月までに多発します。この時期、気温及び湿度が上がり、細菌の発育にとって良い条件となることからです。また、海水温もあがるため海水中の腸炎ビブリオが増殖しやすい条件となっています。しかし、最近では冬場でも暖房設備の普及により、細菌性食中毒は発生していますので油断は禁物です。
毒キノコによる食中毒は秋季、フグによる食中毒は冬季と、それぞれの食品の出回る季節に多くみられます。素人料理には注意が必要です。
また、冬場の患者数が多いのは、ノロウイルスに起因するものであり、注意する必要があります。