栄養成分表示
加工食品には、食品に含まれている栄養成分や、1回にどれくらいの栄養成分がとれるのかを知ることができる栄養成分表示が義務づけられています。
表示例
栄養成分表示 1食分(20g)あたり |
エネルギー 8kcal たんぱく質 2.0g 脂質 0.4g 炭水化物 2.4g 食塩相当量 1.3g カルシウム 45mg |
栄養成分とは
タンパク質、脂質、炭水化物、亜鉛、カリウム、カルシウム、クロム、セレン、鉄、銅、ナトリウム、マグネシウム、マンガン、ヨウ素、リン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンA、B₁、B₂、B₆、B₁₂、C、D、E、K及び葉酸等です。
炭水化物の内訳である食物繊維や糖質、ビタミンの前駆体であるβカロテンも対象です。
表示の方法
熱量と、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量の5項目については、その含有量をこの順で記載することになっています。その他の栄養成分(ビタミンやミネラル)については食塩相当量の次に表示します。
また、ビタミン、ミネラル以外の成分(ポリフェノールやコラーゲン等)については、枠外に表示します。
強調表示について
カルシウム、食物繊維等について「高い」、「多い」などの表示をする場合や、熱量、脂質、コレステロール等について「低い」「入っていない」と表示する場合には、含有量が一定の基準を満たす必要があります。
基準例
カルシウムが多いことを強調するとき(カルシウムたっぷり等):100g中カルシウムが204mg以上
熱量が低いことを強調するとき(低カロリー等):100gあたり40kcal未満