和歌山県議会の平成20年6月の主な動き
「地方議員の位置付けの明確化」に関する地方自治法の一部改正法案可決成立(平成20年6月11日)
地方分権時代における地方議会の活動を一層充実し、住民の負託と期待に応えるため、かねてより地方議会三団体が要望を行っていた、議会活動の範囲の明確化や議員の報酬に関する規定の整備を内容とする地方自治法の一部改正法案が国会で可決成立しました。
この法案成立に向けては、和歌山県議会も中村議長がその先頭に立って、国会議員に対する要請活動などに精力的に取り組んできました。
(「地方議員の位置付けの明確化」に関する地方自治法の一部改正法案可決成立)
坂本冬美さんが議長室に (平成20年5月20日)
本県上富田町出身の歌手 坂本冬美さんが、今年3月にリリースした新曲「紀ノ川」のキャンペーンのため県議会議長室を訪れ、中村議長や新島副議長はじめ大勢の議員が出迎え、故郷談義に花が咲きました。
冬美さんは「やっと皆さまの前で故郷を題材にした曲を歌うことができました。歌い込めば込むほど大きくなっていく曲だと思います。是非応援をお願いします。」と意気込みを話しました。中村議長は「安珍清姫の情念を題材にした曲も歌ってほしい」と求めると、冬美さんは「もう少し若ければ…」議員からは「いやまだまだ若い」と話が弾みました。
さらに、夏にリニューアル創刊する広報紙「わかやま県議会だより」に特別寄稿していただくことも約束してくれました。
(坂本冬美さんが議長室に)
県議会勉強会を開催 (平成20年6月23日)
議員の資質向上と議会活動の活性化のため、和歌山大学の小田章学長を講師に招き「和歌山大学観光学部の現状」について講演をいただきました。
講演では、小田学長から、観光学部新設の意義として、大学発展の策であると同時に地域再生の策であるとの説明がありました。
和歌山大学が観光学研究の拠点となり、日本の、和歌山の文化・歴史を語ることができる人材を国外にも輩出し、和歌山の地域資源が世界に発信され、現在少数の欧米系観光客が訪れることで、和歌山に注目が集まり、観光客の誘致につながっていくとのことでした。
そして、その時に大事なのが、徹底的な、おもてなしの心によるリピーターの獲得であるとのことでした。
(県議会勉強会を開催)
6月定例会を開催(平成20年6月11日~6月28日)
6月定例会が18日間の日程で開催されました。
13人の議員が、県当局に対し、提案された議案や県政について質問し答弁を求めました。
本定例会では、議案23件、専決8件、請願1件、意見書5件、決議1件が可決・同意・承認・採択されました。
また、議長・副議長の改選、常任委員会・予算特別委員会・議会運営委員会の各委員の選任を行いました。
さらにこの定例会から、テレビ広報番組のホームページでの録画放送と、質疑・一般質問の通告を前日夕刻にホームページで掲載することをスタートしました。
議長・副議長が改選 (平成20年6月27日)
6月定例会において、正副議長が改選され、議長に大沢広太郎議員、副議長に山田正彦議員が選ばれました。