県議会の活動(アイコン)

和歌山県議会の平成21年1月の主な動き


県内各行事

すさみ~那智勝浦間 高速道路早期実現を目指す決起大会(平成21年1月24日)

平成9年2月に基本計画が決定された近畿自動車道紀勢線の「すさみ~那智勝浦間」は、現在、ルート・構造の検討等がなされている段階です。紀伊半島を一周 する高速道路は、地域の自立を支援し発展する機会を確保するものとして、また地震への備えや救急医療への対応など「命の道」としてなくてはならない社会資本です。
串本町で開催されたこの大会では、大沢議長をはじめ出席した多くの参加者が、地域の発展と住民の安全・安心を確保するため、声を一つに「すさみ~那智勝浦間の高速道路早期整備実現」を強く訴えました。

すさみ~那智勝浦間 高速道路早期実現を目指す決起大会の画像
(すさみ~那智勝浦間 高速道路早期実現を目指す決起大会)

他府県との交流

第2回紀伊半島三県議会交流会議(平成21年1月29日)

紀伊半島の振興及び発展について三重、奈良、和歌山県の議員16名が田辺市本宮町に集まり、共通する課題等について意見交換を行いました。
本県からは、大沢議長をはじめ8名が出席し、3県の共通課題である「道路整備」、「観光振興」、「地域医療対策」、「限界集落を支える生活基盤の確保対策」及び「獣害対策」について、県域を越えて連携すべき地域施策の提案・協議を行いました。
会議では、まず、共通の課題として基幹道路・県境道路などを対象に積極的に進める必要があるため、三県議会の連携を強めて活動することを三県議長が協議をしていくことになりました。
また、観光に関する振興条例の制定については、先行する和歌山県が奈良・三重県議会に情報を提供することとし、その状況をみながら、奈良・三重県議会においても推進していくことになりました。
この他、ドクターヘリを含め県境を越えた地域の末端医療の体制整備や、県立等の公立病院の経営・医師の確保について、限界集落を支える生活基盤の確保対策として、過疎法の内容見直しへの住民参加について、三県が連携し紀伊半島全体で取り組む獣害対策等について意見交換が行われました。

第2回紀伊半島三県議会交流会議1の画像
(第2回紀伊半島三県議会交流会議1)
第2回紀伊半島三県議会交流会議2の画像
(第2回紀伊半島三県議会交流会議2)
第2回紀伊半島三県議会交流会議3の画像
(第2回紀伊半島三県議会交流会議3)

観光振興に係る条例案検討会(第2回)(平成21年1月13日)

和歌山県議会では、昨年12月に観光振興に係る条例案検討会を設置し、議員発議による政策条例として、「観光振興に係る条例」について検討を始めました。
平成21年1月13日に開催された第2回検討会では、本年9月議会での条例制定を目指して取り組んでいくことが決定され、引き続いて、条例案の作成に向けて活発な議論がなされました。
なお、次回は、平成21年2月26日(木曜日)に開催される予定です。

(補足) 観光振興に係る条例案検討会委員
座長 小川 武 (自由民主党県議団)
副座長 泉 正徳 (自由民主党県議団)
山本 茂博 (自由民主党県議団)
浅井 修一郎 (自由民主党県議団)
須川 倍行 (自由民主党県議団)
中村 裕 一 (自由民主党県議団)
藤本 眞利子 (真わかやま)
山下 大輔 (真わかやま)
松坂 英樹 (日本共産党県議団)
角田 秀樹 (公明党県議団)

観光振興に係る条例案検討会(第2回)の画像
(観光振興に係る条例案検討会(第2回))

エルトゥールル号遺物発掘調査団激励(平成21年1月24日)

串本町大島沖で起きたトルコの軍艦エルトゥールル号の遭難転覆(1890)から来年で20年を迎えます。この遭難事故を機に1975年に串本町とトルコ のメルシン市が姉妹都市提携を締結し交流を行ってきており、昨年6月にはトルコ大統領が来県するなど近年特に活発な交流がなされています。
今回、大沢議長、前芝総務委員会委員長、町田議員は、現在串本町の遭難現場でエルトゥールル号の遺品の引き揚げ調査を進めている遺物発掘調査団を激励するため、「エルトゥールル号研究センター」を訪問しトゥファン・トゥランル団長に面会しました。
県議会を代表して、このプロジェクトの意義に対し敬意を表するとともに、このことでメルシン・和歌山両県、メルシン・串本両市町、さらにはトルコ・日本両国の交流が、経済や文化・観光をはじめとした幅広い分野で、今後より一層進展することを期待し親交を深めました。
引き上げられたエルトゥールル号の遺品は、今後、保存・復元され、来年開催予定の120周年記念事業の中で展示される予定です。

エルトゥールル号遺物発掘調査団激励の画像
(エルトゥールル号遺物発掘調査団激励)

全国都道府県議会議長会

全国都道府県議長会 臨時総会(平成21年1月22日)

臨時総会が東京都内で開催され、大沢議長が出席しました。会では、森林の有する多様な公益的機能を次世代に健全な姿で引き継ぐため、都道府県が設立主体である森林整備法人等が抱える累積債務処理のための特別立法の制定を求める決議を採択するなど、当面の諸課題について協議しました。

全国都道府県議長会 臨時総会の画像
(全国都道府県議長会 臨時総会)

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