和歌山県議会平成23年12月の主な動き
12月定例会(平成23年11月29日~12月16日)
12月定例会が18日間の日程で開催され、各会派から16人の議員が現在や将来の諸課題について質問し、知事はじめ県当局の答弁を求めました。
本定例会では、一般会計補正予算案など、知事提出議案38件が可決・同意されるとともに、請願1件が採択、意見書・決議案13件が可決されました。
また、議員提出議案和歌山県民の歯と口腔の健康づくり条例案が原案どおり可決されました。
がん対策推進に係る条例案検討会(平成23年12月16日)
長らく県民の死因の第1位を占めている「がん」の対策について、より総合的かつ計画的に進めることを目指し、がん対策推進に係る条例の制定に取り組むため、がん対策推進に係る条例案検討会の設置を決定し、平成23年12月16日に開催した第1回条例案検討会において、座長に山下直也委員、副座長に藤山将材委員が選出されました。
誰もが健康に長生きできる、笑顔の絶えない和歌山県を実現するため、今後も条例案検討会を開催し、県議会8件目の政策条例制定に向けて、更に検討を深めてまいります。
(補足) がん対策推進に係る条例案検討会委員
座長 山下 直也(自由民主党県議団) 副座長 藤山 将材(自由民主党県議団)
森 礼子(自由民主党県議団) 立谷 誠一(自由民主党県議団)
濱口 太史(自由民主党県議団) 鈴木 太雄(自由民主党県議団)
山本 茂博(自由民主党県議団) 浅井 修一郎(自由民主党県議団)
中村 裕一(自由民主党県議団) 大沢 広太郎(自由民主党県議団)
藤本 眞利子(改新クラブ) 長坂 隆司(改新クラブ)
高田 由一(日本共産党県議団) 角田 秀樹(公明党県議団)
岩田 弘彦(刷新クラブ)
(第1回がん対策推進に係る条例案検討会の模様)
東海・東南海・南海地震による超広域災害への備えを強力に進める9県議会議長会議に関する政策提言活動(平成23年12月5日)
東海・東南海・南海の3つの地震が連動発生した場合に、地震動および大津波により甚大な被害が想定される県議会が連携し、「東海・東南海・南海地震による超広域災害への備えを強力に進める9県議会議長会議」を平成23年7月27日に設立しました。このたび、会議を代表して高知県 中村議長と本県の新島議長は、衆議院及び文部科学省を訪れ、民主党陳情対応本部の鈴木筆頭副本部長、奥村文部科学副大臣と面接。連動型地震の検討結果の早期提出、地震防災に向けた観測体制の早期整備、命の道となる緊急輸送道路確保のための高規格幹線道路の整備促進について積極的に政策提言を行いました。
(衆議院における政府に対する政策提言)
(奥村文部科学副大臣と)
県内各行事
平成23年度白梅賞表彰式(平成23年12月2日)
県内において社会福祉に献身的に活動し、その業績が顕著で模範となる社会福祉に従事する方々に県知事から贈られる白梅賞の授与式が県庁で行われました。来賓として出席した新島議長は「急速に少子高齢化が進展し、福祉を取り巻く環境が大きく変化している中、人と人がふれあい支え合う地域社会をつくるためには、豊富な経験と知識、優れた技術をお持ちの皆様の果たす役割が一層重要なものになる、更なるご活躍を期待します。」と受賞者にお祝いを述べました。
(祝辞を述べる新島議長)