和歌山県議会平成24年9月の主な動き
9月定例会(平成24年9月12日~9月28日)
本定例会では、13人の議員が議案や県政について質問し、当局の答弁を求めました。審議の結果、知事提出議案39件が可決・同意され、意見書・決議案11件が採択されました。なお、決算案件2件は、決算特別委員会を設置し審査するため継続審査となりました。
がん対策推進に係る条例案検討会(第8回 平成24年9月12日、第9回 平成24年9月26日)
和歌山県議会では、昨年12月にがん対策推進に係る条例案検討会を設置し、山下直也議長(座長)のもと、議員提案による政策条例として、「がん対策推進に係る条例(仮称)」について、検討を進めています。平成24年8月には、県民意見募集を行い、県民の皆さんからご意見をいただきました。平成24年9月に開催された2回の検討会では、いただいた57通のご意見を条例案に反映させるため、条例案について、活発な討議や意見交換を行い、検討を重ねました。条例案検討会では、12月定例会での上程を目指して、ラストスパートをかけて頑張っています。
(第5回がん対策推進に係る条例案検討会の様子)
中小企業振興に係る条例案検討会(平成24年9月28日)
県内産業の原動力として本県の未来を担う中小企業を振興し、本県経済の持続的な発展と県民生活の向上を推進することを目指し、中小企業振興に係る条例案検討会の設置が決定され、平成24年9月28日に開催された第1回条例案検討会において、座長に尾崎要二委員、副座長に前芝雅嗣委員が選出されました。県内事業所の99.9パーセントを占める中小企業の振興を図るため、今後も条例案検討会において検討を重ね、県議会9件目の政策条例制定に向けて取り組んでまいります。
【中小企業振興に係る条例案検討会 委員】
座長 尾崎 要二(自由民主党県議団) 副座長 前芝 雅嗣(自由民主党県議団)
尾﨑 太郎(自由民主党県議団) 新島 雄(自由民主党県議団)
服部 一(自由民主党県議団) 平木 哲朗(自由民主党県議団)
冨安 民浩(自由民主党県議団) 岸本 健(自由民主党県議団)
花田 健吉(自由民主党県議団) 谷 洋一(自由民主党県議団)
片桐 章浩(改新クラブ) 浦口 高典(改新クラブ)
雑賀 光夫(日本共産党県議団) 多田 純一(公明党県議団)
山下 大輔(刷新クラブ)
(第1回中小企業振興に係る条例案検討会)
第67回国民体育大会開会式及び和歌山県選手団激励会(平成24年9月29日)
平成24年9月29日、第67回国民体育大会の開会式が岐阜市の岐阜メモリアルセンター 長良川競技場で開催されました。 開会式に先立ち開催された和歌山県選手団の激励式には、選手団顧問として、県議会から山下議長と藤山文教委員長が出席し、選手の皆様に対し、山下議長が「「勝っておごらず、負けて悔いなし」の精神で、和歌山県代表の誇りを持ち、3年後のわかやま国体に繋がるような熱い戦いを期待いたします。」と激励の言葉を述べました。 その後、山下議長は選手の皆様と入場行進を行いました。 本県代表選手の皆様が11日間、32競技74種目で熱戦を繰り広げた結果、男女総合成績で21位と前回の山口国体の43位から躍進いたしました。健闘をたたえるとともに、3年後の紀の国わかやま国体に向けて、県議会としても関係機関と連携して、一層の競技力向上等に尽力してまいりたいと考えます。
(選手団激励会の様子)
(入場行進の出番を待つ和歌山県選手団)
県内各行事
平成24年和歌山県立博物館特別展 「よみがえる軍艦・エルトゥールル号の記憶」
日本とトルコの今日の友好関係の原点といえるエルトゥールル号の日本訪問及び遭難。事前調査期間も含め、平成18年から串本町で遺品の発掘・保存作業が行われてきました。 今回、その集大成といえる「よみがえる軍艦・エルトゥールル号の記憶」と題した特別展が和歌山県立博物館で開催されることとなり、オープニング内覧会が行われました。主催者である仁坂知事、トルコのボドルム・カリヤ文化振興芸術財団トゥファン・トゥラルン代表からの挨拶の後、来賓として出席した山下議長は、「トルコ共和国と結びつきが極めて深いここ和歌山において、本展示会が開催される運びとなりましたことを大変嬉しく思うとともに、ご尽力いただいた皆様に感謝いたします。言語や歴史文化等の違いを理解し合い、互いに尊敬・尊重し合う国際社会の構築が一層求められている現在、両国の取り組みは、大きな意味を持つものです。 この度の展示会開催により、互いに深い人間愛と堅い信頼関係に基づいた日土親善の絆が、なお一層深まっていくことを強く願っています。」と祝辞を述べました。 その後、テープカットを行い、出席された関係者の方々と開催を喜びました。
(来賓挨拶を行う山下議長)
(来賓、主催者によるテープカット)
輝け・病気の子どもたち!リゾートキャンプ(平成24年9月8日)
難病を持つ子どもの家族会12団体で構成されている、和歌山県難病の子ども家族会が主催する「輝け・病気の子どもたち!リゾートキャンプ」が和歌山マリーナシティ内のわかやま館で開催され、約40家族が参加されました。 平成14年度から始まった同キャンプは、今年で10回目を迎えました。開所式では、家族会の武内優子会長の挨拶の後、来賓として出席した山下議長は「ボランティアの方々との様々な遊びを通して、日常生活とはまた違った表情を見せる子どもたちを見るのは、嬉しいことであり、また、ご家族の皆様にとっても、交流会を通じて情報交換されることも大変意義深いことであると思います。県議会といたしましても、病気の子どもたちが安心して暮らせる環境を作るため、今後とも努力していきたいと考えています。」と祝辞を述べました。 その後、参加されたご家族の皆様は室内や遊園地での遊びを楽しまれました。
(参加者のみなさんと記念撮影)
(わかやま館での来賓挨拶)
紀の国わかやま国体・わかやま大会 開催決定記念イベント(平成24年9月9日)
平成27年に開催が決定した、「第70回紀の国わかやま国体」「第15回紀の国わかやま大会」の記念イベントが和歌山ビッグホエールで開催され、県内の体育関係者や一般の県民の皆様が出席されました。和歌山児童合唱団の皆様及び本県出身のマジシャン原大樹さんによるプロローグの後、記念式典が行われ、仁坂知事からのあいさつの後、会場地決定通知書の交付、関係団体の皆様からの県民運動スタート宣言及び同国体、同大会のイメージソング「明日へと」の発表がありました。 続いて、平成24年9月29日から岐阜県で開催される「第67回ぎふ清流国体、第12回ぎふ清流大会」の壮行式が行われ、仁坂知事から両大会選手団への団旗の授与、岡本玲さん及び小西博之さんから横断幕の授与がありました。来賓として出席した山下議長は、「岐阜県での両大会のスローガンは、「輝け はばたけ だれもが主役」です。これまでの練習に裏付けられたゆるぎない自信を持って、そして、万全の体調で、全国の精鋭たちを相手に最善を尽くし、最高の輝きをはなっていただきたい。皆さん一人ひとりが主役です。力一杯の奮闘の成果を大いに期待するとともに、全国の人たちと親睦を深め、3年後の和歌山開催へと繋がる「絆」を作ってきていただきたいと思います。」と激励のことばを述べました。壮行式の後も、トークショーや抽選会等が開催され、会場は大いに賑わいました。
(和歌山ビッグホエールでの記念イベント)
(壮行式で挨拶する山下議長)
和歌山県警察拳銃射撃競技大会
本県の治安維持のため、昼夜を問わず第一線で活躍されている警察官の方々による「平成24年度和歌山県警察拳銃射撃競技大会」が和歌山県警察学校射撃場で開催されました。大会会長である県警本部長及び公安委員長の挨拶の後、来賓として出席した山下議長は、「警察官の皆様方のご努力により、本県における刑法犯認知件数は年々、減少傾向にあり、私たち県民は、日々の暮らしを安心して平穏に過ごすことができています。しかしながら、時として、県民の平穏な生活を脅かす凶悪事件が発生することがあります。そのような凶悪な犯罪から県民の生命と身体を守り、凶悪犯罪の発生を抑止するためにも、拳銃を適正かつ的確に使用する判断力と技術を向上させることは、非常に重要なことであり、本日は、日頃の訓練の成果を存分に発揮し、また、この大会を契機に、より一層訓練に精励され、社会の平穏維持、安全確保に邁進されることを期待いたします。私ども県議会としても、安全で安心な和歌山の実現のため、最大限の努力をしていきます。」と祝辞を述べました。
(来賓挨拶を行う山下議長)
ロンドンオリンピック・パラリンピック出場選手の健闘を讃える会(平成24年9月18日)
この夏に開催されたロンドンオリンピック、パラリンピックに本県から出場された12名の選手の健闘を讃える会が和歌山市内でされました。当日は7名の選手の方々にご出席いただき、来賓として出席した山下議長は「オリンピック・パラリンピックでの皆さんの活躍は大きな励みとなりました。今後もますます御活躍されることを祈念申し上げます。」と祝辞を述べました。3年後の平成27年には、紀の国わかやま国体、紀の国わかやま大会が実施されます。出場選手の勇姿を見た県内の選手が活躍されることを期待します。
(出場選手の活躍を讃える山下議長)
第62回和歌山県母子寡婦福祉大会(平成24年9月23日)
経済情勢が混迷する中で、母子家庭及び寡婦家庭を取り巻く環境は厳しく、DV被害や児童虐待など様々な課題を抱えています。このような中で、種々の課題に対する取り組みや団体の果たすべき役割・組織の充実等について検討協議するため、「第62回 和歌山県母子寡婦福祉大会」が御坊市で開催され、関係者約700名が参加されました。はじめに秩父宮妃殿下御歌「母に幸あれ」の斉唱、和歌山県母子寡婦福祉連合会の新谷玲子会長が挨拶をされた後、来賓として出席した山下議長は、「景気の低迷や大規模災害等により、母子、寡婦の皆様を取り巻く環境は非常に厳しい状況です。県議会においては、本年2月の定例会で「母子家庭の自立支援施策の充実を求める意見書」を可決し、その取り組みをさらに充実させるよう国に求めたところです。今後も就業支援や子育てと仕事の両立支援など、皆さんが安心して生活できるよう全力をあげて取り組んで参ります。」と祝辞を述べました。
(御坊市民会館での大会の様子)
(来賓挨拶を行う山下議長)