和歌山県議会平成24年11月の主な動き
第12回都道府県議会議員研究交流大会(平成24年11月13日)
第12回都道府県議会議員研究交流大会が東京都千代田区平河町の都市センターホテルで開催され、本県から山下議長、浅井副議長をはじめ10名の県議会議員が参加しました。第1部の講演は毎日新聞社論説委員の倉重篤郎氏が、日本政治の行方について講演されました。その後、テーマごとの分科会に分かれ、パネルディスカッションが行われました。地方分権が進めば、地方公共団体の自己決定・自己責任の領域が益々拡大していきます。それとともに、地方議会が担う役割と責任は重要になってまいります。 出席者は講演内容に熱心に聞き入るとともに、他の都道府県の議員と情報交換を図りました。
(浅井副議長はじめ同僚議員と研究大会に出席する山下議長)
(講演会の様子)
「東海・東南海・南海地震による超広域災害への備えを強力に進める9県議会議長会」による要望活動(平成24年11月14日)
東海・東南海・南海の3連動地震の発生が危惧される中、特に大きな災害の発生が想定される県の議会が、密接な連携を図り、その被害を最小限に止めるための対策の推進を強力に進めることを目的として、平成23年に設立した「東海・東南海・南海地震による超広域災害への備えを強力に進める9県議会議長会」の政策提言活動が行われ、本県の山下議長のほか、愛知県、高知県及び静岡県の各議員が参加しました。関係国会議員のほか、下地防災担当大臣に対し、特別法の制定や財政支援等の提言を行いました。山下議長は、大地震が発生した場合、本県では津波による被害が大きいと想定されるため、高台への移転を促進することや、緊急輸送路として大きな役割を果たす「命の道」である高速道路の整備は急務であることを強く要請しました。
(下地防災担当大臣に提言書を手渡す)
(下地防災担当大臣に提言を行う山下議長)
第24回「星空の街・あおぞらの街」全国大会in日高町(平成24年11月17日)
大気環境の保全を考え、郷土の環境を活かした地域づくりを進めることを目的として、第24回「星空の街・あおぞらの街」全国大会in日高川町」が高円宮妃殿下のご臨席の下、日高川交流センターで開催されました。「みさと天文友の会」など大気環境保全への積極的な取り組みをされている団体、個人に対する表彰の後、来賓として出席した山下議長は「古来、和歌山は樹木の「木」の字をもって、「木の国」といわれたほどに森林資源が豊かなところです。県議会としても、「紀の国森づくり税・基金条例」を制定するなど、和歌山の自然を守る取り組みをしてきました。森林環境を守ることが、きれいな空気、美しき空をしっかりと受け継ぐことを約束できるよう、皆様方とともに取り組んでまいりたいと思います。」と挨拶を述べました。この後、地元の寒川第一小学校、早蘇中学校の皆さんが平成24年5月の金環日食の様子等星空観察の報告を上手にされていたことに感動しました。県議会として、美しい空をいつまでも大切に守っていけるように取り組んでいきたいと思います。
(地元の園児たちにお声をかけられる高円宮妃殿下)
(来賓挨拶を行う山下議長)
第9回近畿6府県議員交流フォーラム(平成24年11月20日)
近畿圏の府県議会議員が共通の課題について意見交換を行い、連携や交流を推進することを目的とする、「第9回近畿6府県議員交流フォーラム」が兵庫県議会で開催され、山下議長、浅井副議長をはじめ9名の県議会議員が参加しました。全体会議、昼食交流会の後、防災や産業振興等、4つのテーマに分かれて分科会が開かれ、活発な意見交換が行われました。次回は本県での開催となるため、まとめの全体会議の席上、代表して山下議長が開催県挨拶を述べました。
(全体会議の様子)
(次回開催県を代表して挨拶する山下議長)
県内行事
「第46回技能者のつどい」及び「わかやま技能フェスティバル」(平成24年11月10日)
技能尊重の機運を高めるとともに、技能者の社会的評価と技術水準の向上を図ることを目的として、第46回技能者のつどい及びわかやま技能フェスティバルが、和歌山地域地場産業センターで開催されました。和歌山県技能賞など7種、計2事業所49名の皆様が表彰を受けられた後、来賓として出席した山下議長は「「ものづくり」を取り巻く環境は、急速に進行する少子高齢化や若者の技能離れなどによる後継者不足により、技能継承が危ぶまれる状況が発生しており、「ものづくり」再興への積極的な取り組みが求められています。県議会としても、議員提案による「中小企業振興に係る条例」の制定を目指し、平成24年9月に第1回目の検討会を開催するなど、次代を担う若者達が安心して仕事に打ち込めるよう、全力で取り組んでまいります。」と挨拶を述べました。式典終了後、わかやま技能フェスティバルのオープニングセレモニーとしてテープカットが行われ、引き続き山下議長が出席。会場は多くの人でにぎわっていました。
(和歌山地域地場産業センターでの様子)
(来賓挨拶を行う山下議長)
平成24年度子ども・若者育成支援県民大会(平成24年11月10日)
少子高齢化の進展や高度情報化の進展、価値観の多様化等により、子ども・若者を取り巻く環境は変化しており、児童虐待や携帯電話サイトによる被害、さらには不登校やいじめなど、様々な問題が生じています。このような問題に対応するため、大人がそれぞれの立場や役割に応じて、地域のコミュニティー強化や子ども・若者育成支援を共に考える機会として、平成24年度子ども・若者育成支援県民大会が岩出市立市民総合体育館で開催されました。来賓として出席した山下議長は、「子どもや若者は、日本の将来を担うかけがえのない存在であり、その成長を社会全体で見守り、支えていくことが私たち大人に課せられた使命だと思います。県議会といたしましても、青少年が健やかに成長できるよう、「教育改革の推進を求める意見書」を可決し、国に対して家庭教育支援や道徳教育の充実を働きかけるなど、一層の努力を重ねていく所存です。」と挨拶を述べました。その後、青少年の健全育成等に功労のあった皆様に対する感謝状の贈呈や、「家庭の日」絵画コンクール優秀作品に対する表彰や子どもと大人のフォーラムが行われました。
(フォーラムの様子)
(来賓と挨拶を行う山下議長)
平成24年度「生活衛生・食品衛生模範施設知事賞」、「保健衛生・薬事衛生・生活衛生功労者知事感謝状」並びに「衛生統計功労者知事感謝状」贈呈式(平成24年11月27日)
生活衛生の改善や福祉保健の向上など、県民の皆様の快適な生活環境の確保にご尽力いただいている方々を表彰する、平成24年度の「生活衛生・食品衛生模範施設知事賞」、「保健衛生・薬事衛生・生活衛生功労者知事感謝状」並びに「衛生統計功労者知事感謝状」の贈呈式が、アバローム紀の国で開催され、来賓として出席した山下議長は「近年ライフスタイルの多様化や社会環境の変化に伴い、健康維持や衛生管理など、暮らしにおける「安心」や「安全」への県民ニーズは高まっています。引き続き、本県の生活衛生、保健衛生の向上にご尽力賜りますようお願い申し上げます。」と挨拶を述べました。
(来賓挨拶を行う山下議長)
(受賞者の皆さんと)