議決までの流れ
議案は本会議で質疑されたのち関係委員会に付託され、十分に審議されたうえで本会議で議決します。
議会で議決する議案の主なもの
予算
知事から提出された1年間の収入(歳入)と支出(歳出)の見積額のことです。
議会で可決された予算をもとに各種の施策を実施します。
条例
県で定める法律のことで、議会の議決を得て制定します。条例には県民の権利や義務に関するもの、県政の運営に関するものなどがあり、知事提出議案と議員提出議案があります。
議決までの流れ
(1)本会議
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開会
議長が会議を開きます。
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議案上程
知事または議員が会議の議題を提出します。
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提案説明
提出者が議案について説明します。
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質疑
議員が質問等をして、知事または関係部長などが答えます。
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委員会付託
提出された議案などを詳しく調べるため、委員会に審査を付託します。
(2)委員会
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付託議案審査(説明聴取、質疑、採決)
送られてきた議案などを十分に調査したうえで、委員会として賛成か反対かの意思を決めます。
(3)本会議
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委員長報告
すべての委員会が終わると、再び本会議を開き、委員会で決まった審査結果を報告します。
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討論
委員長報告の後、議案について賛成か反対かの意見を述べます。
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採決
議案の審議が十分されると、議長は出席議員に対して賛成か反対かを問い、通常は、出席議員の過半数で可否を決します。
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閉会
すべての議案の採決が終われば、議長が閉会の宣告をします。採決の結果、知事が実施するものは議長から知事へ通知されます。 これをもとにして、知事は仕事を進めていきます。