すもも
主な収穫・出荷時期
和歌山県西牟婁地域
- ハウスすもも:5月下旬から6月上旬
- 大石早生:6月上旬から6月中旬
- サンタローザ:6月下旬から7月上旬
- ソルダム:6月下旬から7月上旬
- シンジョウ:6月下旬
- 主な産地
田辺市、上富田町
特徴
すももは他の果樹と比べて収穫期間の短い作物で、季節感のある果物として親しまれています。
西牟婁地方にすももが導入されたのは大正末期です。導入後栽培面積は順調に増加し、一時は100ヘクタールを越えた時代もありましたが、労力・価格面でのうめとの競合から栽培面積は減少し、現在は約60ヘクタールとなっています。
栽培の特徴は省力化と風対策のための棚栽培で、温暖な気候を生かし、早期出荷に取り組んでいます。また、一部ではハウス栽培も行われています。
主要品種は大石早生、ソルダム、サンタローザ、シンジョウなどです。特にシンジョウは当地方で発見され、平成14年に品種登録された期待の新品種です。
開花の様子
「シンジョウ」の果実