インフルエンザ
インフルエンザを予防しましょう。
インフルエンザと普通のかぜの違い
普通のかぜはのどの痛み、くしゃみ、鼻水や咳などの症状が中心で、全身症状はあまりみられません。
発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。
インフルエンザは普通のかぜの症状も見られますが、38度以上の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身症状が突然現れます。
インフルエンザの予防方法
- 帰宅時の手洗い、うがい
外出後は石鹸による手洗いやうがいを行いましょう。 - 流行前のワクチン接種
ワクチンは接種後免疫が出来るまで2週間程度必要になります。流行前にはかかりつけ医で予防接種を接種してもらうことが重症化防止につながります。 - 室内の適度な湿度の保持
空気が乾燥すると、インフルエンザにかかりやすくなります。室内は50%から60%の湿度を保つことが効果的です。 - 十分な休養と栄養
休養や栄養を十分とることは体の免疫力を高めるのでとても重要です。 - 人混みに出るときはマスクを着用しましょう。
インフルエンザ流行時には、高齢者、慢性疾患を持っている人、疲れていたり睡眠不足である時はできるだけ、人混みを避けることが望ましいでしょう。また、外出時にはマスクを着けると効果があります。
インフルエンザにかかったら
十分な休養、睡眠をとって下さい。また、かかりつけ医へ早めに受診して下さい。
また、水分を十分補給して下さい。
インフルエンザの予防接種の効果
ワクチン接種により、重篤な合併症や死亡を予防することが期待されています。
しかしながら、ワクチンの効果は、年齢、本人の体調、そのシーズンの流行株にも左右されます。
65歳以上では約45%の発病を阻止し、約80%の死亡を阻止する効果があると言われています。
小児については1歳以上6歳未満では約20%から30%の発病阻止効果があり、1歳未満では効果が明らかにされていません。
人にうつさないようにするにはどうしたらいいでしょう
インフルエンザにかかったら、発症してから3日間から7日間はウイルスを排出すると言われ、人に感染させる可能性があります。人により個体差がありますが、感染後1週間程度は、せきやくしゃみをする際にはティッシュで口元をおおう。あるいはマスクをすることが必要です。
「せきエチッケット」
- せきやくしゃみなど呼吸器症状のある方は、マスクをするよう心掛けましょう。
- マスクをしないで、せきやくしゃみをするときは、ティッシュで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけ1メートル以上離れる。
- 使ったティッシュはごみ箱にいれて処理しましょう。(小さなビニール袋に入れて捨てるとなお良い)
インフルエンザ対策関連ファイル
◎インフルエンザに関する特定感染症予防指針(外部リンク)
◎インフルエンザ施設内感染予防の手引き(外部リンク)