和海地方特産品マップ
和海地方特産品マップ
ショウガ
昭和20年代から栽培が始まり、管内の施設栽培面積第1位の野菜となっている。
和歌山市河西、布引地区の砂地を中心に栽培されており、加温、無加温、露地の作型がある。出荷時期は5月から10月である。
軟弱葉菜類
主に、ショウガ・ピーマンの施設栽培の後作としてホウレンソウ、コマツナ、シュンギク、ミズナが栽培されている。特に夏場のホウレンソウは砂地の特産品として定着している。
現在では、省力出荷を目的とした梱包機の導入が進んでいる。
ダイコン
栽培の歴史は古く、昭和42年に野菜の指定産地を受けた砂地を代表する野菜である。和歌山市河西・布引地区の砂地を中心に栽培されている。
花壇苗
古くから和歌山市で栽培されてきた。
都市近郊という立地条件を活かして京阪神を中心に出荷している。
ニンジン
砂地露地栽培における基幹品目である。
収穫機、選別機の導入により収穫調整作業の省力化が進んでいる。
ミカン
管内全域で栽培されている基幹品目である。
特に旧下津町は年明け1月から4月にかけて出荷を行う貯蔵ミカンの産地として知られており、「蔵出しみかん」としても販売されている。
現在、高品質ミカンの生産のため、マルチ栽培やゆら早生などへの品種更新が進められている。
水田裏作野菜
キャベツ、ハクサイは水田裏作の主要品目であり、移植機の導入で作業の省力化が図られている。
ハクサイは年内から5月頃まで、キャベツは年内から6月どりの幅広い時期での出荷が行われている。
サンショウ
紀美野町を中心に、立地条件を活かした栽培がされており、品種としてブドウ山椒が多く占めています。
果実は塩漬けや乾燥して粉にし、香辛料として使われる。また葉は料理の付け合わせに利用される。
カキ
紀美野町を中心に、中山間地域の立地条件を活かした着色の良いカキが生産されている。
主に渋柿では、刀根早生柿や平核無柿、また甘柿では、富有柿が栽培されている。
最近では、早期出荷のため中谷早生など新品種も導入されている。
モモ
海南市北野上地区を中心に栽培されている。
品種は、白鳳や清水白桃が全体の6割程度を占めている。
夏季の商材として需要が多く、より味の良い品種の導入をすすめている。
ビワ
海南市藤白地区と仁義地区(旧下津町)を中心に栽培されている。
品種では、茂木(長崎早生含)が全体の9割近くを占めている。
現在、低樹高栽培や減農薬栽培等に取り組んでいる。