和海地方果樹カメムシ情報
!!果樹カメムシ類の発生に注意!!
和歌山県農作物病害虫防除所 果樹カメムシ類に関する発表資料
【果樹カメムシ類発生予察注意報(令和6年7月12日)】←NEW
県内3か所(紀の川市粉河、有田川町奥、みなべ町東本庄)に設置した予察灯におけるチャバネアオカメムシ及びツヤアオカメムシの誘殺数は、平年に比べ多くなっています。
和歌山県農作物病害虫防除所からは、令和6年4月25日に発生予察注意報、5月29日に病害虫防除技術情報、6月21日に2度目の発生予察注意報が発表されているところですが、 以降の発生も平年を大幅に上回っているため、7月12日に3度目の発生予察注意報が発表されました。
飛来の多いカンキツ園では落果が多数発生する可能性があるため、防除を徹底しましょう。
カキでは「富有」で被害が大きいので、特に注意が必要です。
モモやスモモなど収穫期の防除となる品目では、農薬の使用前日数に注意してください。
ほ場内での発生及び被害状況を観察し、早めに防除を行いましょう。
和海地方果樹カメムシ情報(令和6年11月11日更新)
果樹カメムシ類(チャバネアオカメムシ、ツヤアオカメムシ、クサギカメムシ)が多発すると収穫前の果実を吸汁加害し、大きな被害を与えるため問題となります。
農業水産振興課では管内の果樹カメムシ類の発生状況を把握するため、平成26年度から和歌山市内1か所、海南市内4か所、紀美野町内5か所の計10か所の山林に果樹カメムシ類に対する集合フェロモン剤を利用した捕獲トラップ(カメムシフェロモントラップ)を設置しました。
これにより、山林から果樹園へ飛来する時期を予測、的確な防除の啓発に努めています。
(協力:わかやま農業協同組合、ながみね農業協同組合)
カメムシの被害を受けたカキ カメムシフェロモントラップの調査の様子
1.調査結果(管内10か所計)
管内10か所におけるフェロモントラップ誘殺数合計
カメムシフェロモントラップ設置場所(令和6年)
2.誘殺数調査結果詳細
※ 各項目をクリックすると、PDF、エクセルファイルが確認できます。