紀の国森づくり基金 令和2年度の使途
紀の国森づくり基金 令和2年度の使途
令和2年度の紀の国森づくり基金について使途をお知らせします。
事業の詳細は下表のとおりで、事業実績額合計は289,626千円となりました。
これまでの14年間で実施した事業の総額は3,423百万円となり、令和2年度末現在の基金残額は336百万円となっています。
今後も県民の皆様からいただいた貴重な財源をもとに、森林環境の保全と森林と共生する文化の創造を積極的に推進し、森づくりのための効率的かつ効果的な事業を行っていきます。
公募事業 5,333,881円
県が取り組んだ施策 284,292,167円
事業区分・施策 | 内 容 | 事業費(円) |
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森林環境保全林整備事業 | 施業の放棄された奥地森林等における間伐及び竹林の整備、里山整備(伐倒駆除)、流木対策を実施した。
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87,060,135円 |
市町村民の森事業 | 市町村民参加型の森林整備、整備した森林の保育、市町村民がふれあう森林公園等の整備等を実施した。
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17,839,792円 |
緑育推進事業 | 小中学生等を対象とした森林学習を推進することで、次世代を担う子供達に対し森林について学ぶ機会を多く創出し、森林環境の保全意識の醸成、森林と共生する文化の創造につとめた。
参加者 4,688人 |
37,762,402円 |
森林の重要性の普及啓発 | 森林の重要性や紀の国森づくり基金等について県民に広くPRを行い、森林に対する意識を高揚に努めるため
県民の皆様の意見を聞き、今後の取組の参考とするため、県民意識調査を行った。 調査結果はこちら |
9,139,495円 |
森林景観づくり | 古くから本県の気候風土の中で育ち、先人たちと共に生きてきた「ふるさとの森」を健全な状態で未来に引き継ぐため、郷土樹種等の苗木育成を行い、それらを県民参加による植林活動等に活用するなどし、「ふるさとの森」を維持造成するとともに、森林の重要性等の普及にも努めた。
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6,308,056円 |
森林被害調査 | 近年、ニホンジカによる森林被害や農作物被害が問題となっており、狩猟等の捕獲頭数やJR事故件数等から生息数の急激な増加が考えられている。 また、森林被害については、剥皮や食害、角とぎ被害が見受けられるなど森林所有者の林業経営意欲の減退等の影響が懸念されている。 このため、野生鳥獣と共存できる総合的な防除方法や適正な個体数管理の基礎とするため、森林被害調査とニホンジカの生息調査を実施した。 |
6,999,300円 |
ごまさんふれあい再生の森事業 | 護摩壇山森林公園の針広混交林化を促進するための間伐と獣害ネットを設置した。 | 6,682,500円 |
森林の公的管理推進事業 | 貴重な自然生態系を持つ森林および景観保全上重要な森林であって、将来にわたり保全管理する必要がある森林の公有林化を行った。 | 20,825,937円 |
森林機能回復緊急間伐事業 |
放置すると危険度が高まる集落周辺の未整備森林について、山地災害等に強い森林をつくるため、県営事業で間伐等を実施した。
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91,674,550円 |