和歌山県森林・林業総合推進計画~紀州林業の更なる躍進~
- 和歌山県民有林における人工林は主伐期を超えるものが約9割を占め、利用期を迎えています。また、2050年カーボンニュートラルを目指す取組が加速化しており、これまで以上に森林整備や建築物の木造化・木質化、森林クレジットの活用などへの期待も高まっており、林業において絶好の機会であるといえます。
- こうした状況の中、2025年に和歌山県では、2026(令和8)年度を始期とする、「和歌山県総合計画」を策定しました。当該計画においては、「長期構想」で2040年に本県の目指す姿を定めるとともに、構想を実現するために必要な2026年度から2030年度までに主に実施する施策を「実施計画(アクションプラン)」にて定めています。
- 「実施計画(アクションプラン) 」の森林・林業分野においては、林業産出額(木材生産)を指標とし、2025年3月に策定した「和歌山県林道整備計画」に基づき林道の整備を進めることで更なる素材生産量の増大を図り、循環型林業の実践、林業の労働環境向上、紀州材の利用拡大、森林クレジット発行の促進、多様で豊かな森林づくり、をそれぞれ進めることとしています。
- そこで、「和歌山県総合計画(実施計画)」を実現・達成するために、より具体的な取組内容を明らかにした「和歌山県森林・林業総合推進計画」を2026(令和8)年4月に策定しました。
基本方針
「和歌山県林道整備計画」に基づき林道の整備を進めることで、更なる素材生産量の増大を図り、循環型林業の実践、林業の労働環境向上、紀州材の利用拡大、森林クレジット発行の促進、多様で豊かな森林づくり、をそれぞれ進め、紀州林業の更なる躍進と森林の保全を図る。
1 循環型林業の実践
- 林道や作業道等の整備及びスマート林業の推進等
- 森林クレジットの取得促進
- 伐採から植栽までの一貫作業システムの普及及び花粉症対策苗木の増産
- 獣害対策
2 林業の労働環境向上
- 労働安全管理能力を有する事業体の育成
- 新規就業者の確保
- 和歌山県農林大学校林業研修部などでの人材育成
- 林業事業体の生産販売体制の強化
- 林業事業体の雇用管理の強化と経営力向上
- 安定した副収入確保の推進
3 紀州材の利用拡大
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加工体制の強化
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販売体制の強化
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公共建築物や民間非住宅建築物の木造化・木質化の推進
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公共土木工事における木材利用の推進
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新たな価値の創出
4 多様で豊かな森林づくり
- 生育が悪く、経営的に不利な人工林の針広混交林化及び広葉樹林化
- 市町村による私有人工林の整備促進
- 違法な伐採の監視強化
- 生物多様性に富んだ天然林等の保全
- 「企業の森」の推進
- 森林サービス産業の推進
- 森林環境教育等の推進
詳しい内容については、以下によりダウンロードできます。
和歌山県森林・林業総合推進計画(全文)(PDF形式 4,741キロバイト)


