各部の業務と研究内容
栽培部
カンキツ新品種の育成
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高品質・良食味・機能性成分高含有・端境期出荷等を育種目標としたカンキツ品種育成
- 結実管理の効率化、形質評価
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カンキツおよびビワの系統適応性検定試験
交雑系統の形質評価 |
長梢園での結実管理効率化 |
機能性成分高含有カンキツの育成 |
カンキツ有用形質早期選抜技術の確立と新品種素材の育成
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DNAマーカー選抜技術の確立と活用
- 交雑系統の品種識別、交雑胚の判別
- 現地枝変わり系統の探索、育成
選抜前の実生苗 |
DNAマーカー選抜 |
現地での枝変わり探索 |
ウンシュウミカンの新しい肥培管理技術開発
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土壌の特性調査
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樹体への影響調査
- 肥料の溶出パターン調査
土壌の特性調査 |
肥料の溶出パターン調査 |
ケルダール法による窒素分析 |
ウンシュウミカン‘あおさん’の栽培体系の確立
- 気象条件に応じた適切な収穫時期の解明
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貯蔵特性の解明
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果実品質・肥大特性の解明
‘あおさん’果実 |
‘あおさん’樹全体 |
貯蔵性試験 |
県オリジナル中晩柑「はるき」の産地化に向けた幼木、着果及び貯蔵管理技術の確立
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幼木管理技術(枝梢管理)の確立
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着果管理技術(適正葉果比)の確立
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貯蔵管理技術(包装資材等)の確立
サンショウの安定生産技術の開発および台木の検討
- 連年安定生産技術の開発
- 台木の検討
早生ミカンの着果期間延長技術の開発
- 着果期間延長による果実品質への影響調査
- クラッキング対策技術の確立
- 収穫後の樹勢回復技術の確立
環境部
果樹病害虫防除技術の開発
- 主要病害虫の生態解明と防除対策の確立
- 病害虫の簡易な薬剤検定手法の開発
- 化学農薬に頼らない病害虫防除技術の開発
緑かび病 |
ミカンハダニ |
EUへの輸出に対応したサンショウの病害虫防除体系の確立
- 代替技術の有効性の検討
- 残留基準値を超過しない収穫時期の解明
- 新たな防除体系の実用性の検証
さび病発病葉 |
チャノキイロアザミウマ被害果実 |
カンキツにおけるドローンを用いた夏季の防除体系の確立
- 各種殺ダニ剤のドローン散布による防除効果及び散布条件の解明
- 薬剤の高濃度での混用による防除効果、薬害の検証
- 夏季におけるドローンによる防除体系の確立
農薬散布用ドローン |
ミカンハダニ |
傾斜地果樹園における省力的施肥技術の開発
- 果樹向けドローン散布用肥料の開発
- 傾斜地園におけるドローンによる肥料散布方法の確立と実証
ドローンによる肥料散布 |
ドローンによる肥料散布後 の地表面 |
立木とネットを利用した軽量なシカ捕獲用囲いワナの開発
- 新規囲いワナの開発・改良
- 新規囲いワナの捕獲効果の検証
- 安全性の高い保定技術の開発
- 技術マニュアルの作成
立木とネットを利用した囲いワナ |