黒点病
黒点病 | |
英名:Melanose 病原:Diaporthe citri(子のう菌) |
生態
枯れ枝上で増殖した病原菌が雨水で伝染する。
このため、樹内に枯れ枝の多い園や湿度の高い園で発病が多い。
果実への感染期間は幼果期から10月中旬頃までと長い。
果実の黒点症状からの二次伝染はない。
防除対策
枯れ枝除去を徹底した上で、マンゼブ剤またはマンネブ剤の散布を行う。
マンゼブ・マンネブ剤の散布時期は6月上旬、6月下旬、8月上中旬を基本とし、散布後の降水量に応じて追加散布を行う。
追加散布の目安は前回散布からの積算降水量200~250mmまたは1ヶ月とする。