ゴマダラカミキリ
ゴマダラカミキリ | |
英名:Asian long-horn beetle 学名:Anoplophora malasiaca(Thomson, 1865) |
生態
体長 ♀:約35mm、♂:約25mm (♀は触角の長さが体長とほぼ同じだが、♂の触角は1.5倍と長い)
成虫は年1化で6~8月に発生し、広食性。カンキツでは緑枝や葉を好んで食害する。
幼虫は生木の内部を食害。1~2年かけて生木内部で蛹化・羽化し、株元に脱出孔をあけて外部に出現する。
産卵数は約30~40個。孵化前期間は約7日。
幼木、早生栽培園で発生が多い傾向にある。
防除対策
成虫の防除には有機リン剤やネオニコチド系剤等の薬剤散布を行う。薬剤防除以外にはボーベリア菌による生物防除がある。
防除時期 成虫:6~7月、卵:7月、幼虫:7~8月
幼木では被害が大きくなるため、株まわりの除草、虫、卵や幼虫の刺殺を行う。
ゴマダラカミキリ成虫 |
樹幹に産み付けられたゴマダラカミキリ卵 |
若齢幼虫 |
老齢幼虫 |