農業試験場ニュース121号
和歌山県農業試験場ニュース第121号(平成25年7月)
イチゴ新品種選抜ハウス
ご挨拶
農業試験場では、これまで野菜オリジナル品種の育種、低コスト・省エネ栽培、施肥・病害虫防除技術を開発してきました。最近では、いちご「まりひめ」を育成し、また地方野菜(なんたん蜜姫、湯浅なすなど)のブランド化支援や未利用資源として梅調味廃液の農業利用などに取り組んできました。日常的には病害虫や生理障害の診断、栽培方法や土づくりの相談にも応じています。
和歌山県内には、全国動向と同様に農業生産額が減少する中でも、様々な試みや工夫を重ねながら生産量を伸ばしている産地、生産者がいます。当試験場は、このような元気な方々も含めて地域を応援するために、これからも皆様の要望に応えられる試験研究を実施していきたいと考えています。
場長 森下 正彦
研究成果
- 「きぬむすめ」の刈り取り時期が収量、品質に及ぼす影響(PDF形式 95キロバイト)
- 切り花ハボタンの切り花長確保のための定植時期と電照の効果(PDF形式 100キロバイト)
- ミニトマト葉かび病菌の薬剤感受性検定(PDF形式 94キロバイト)
- ナスのミナミキイロアザミウマに対する主要殺菌剤の効果について(PDF形式 97キロバイト)
- 梅調味廃液添加鶏ふん堆肥の施用がハクサイの収量に及ぼす影響(PDF形式 114キロバイト)
- 梅調味廃液を利用した環境に優しい水田雑草管理(PDF形式 97キロバイト)