農業試験場ニュース120号
和歌山県農業試験場ニュース第120号(平成25年1月)
年頭のご挨拶
農業試験場
場長 神藤 宏
新年、明けましておめでとうございます。 常日頃から、農業試験場の試験研究推進に多大のご支援とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
農業試験場では、本年度から新規にイチゴの炭疽病耐病性品種の育成を目標とした「和歌山県オリジナル品種の緊急育成事業」やダイコンの黒芯症防除技術を確立するための「農林水産業競争力アップ技術開発事業」等の研究事業に取り組んでいます。
社会情勢が変化するなか、当場では研究員に柔軟な思考と挑戦する意識を高めさせるとともに、生産者の立場にたった試験設計を立案させ、得られた成果は、普及機関と連携協力し、迅速に生産農家まで繋いで参ります。
このためにも、研究員には各種研究会に積極的に参加させ、各部門の幅広い知識と主体性を持って現状を分析・評価する知恵を身につけさせ、自らを変化させ行動できる人材の育成に取り組んで参ります。
本年も農業試験場は、常に現場に役立つ技術の発信に努め、職員に「挑戦と創造」を意識づけさせながら、地域から信頼される試験場をめざし、その責務を果たして参ります。
今後も、皆様方の一層のご支援とご協力の程よろしくお願い致します。
研究成果
- イチゴ「まりひめ」に対する徒長抑制剤の効果(PDF形式 829キロバイト)
- ウメ調味廃液を利用した高窒素・低臭鶏糞堆肥の製造(PDF形式 1,463キロバイト)
- 高機能性豆「八升豆」の生育・収量(PDF形式 984キロバイト)
- マコモタケの消費に関する調査(PDF形式 886キロバイト)
- ミニトマト葉かび病に対する殺菌剤の効果(PDF形式 848キロバイト)
- 日高地域におけるスターチス灰色かび病の薬剤感受性(PDF形式 487キロバイト)