農業試験場ニュース117号
和歌山県農業試験場ニュース第117号(平成23年7月)
現場に役立つ、現場が動く試験研究をめざして
農業試験場では、栽培部と環境部が一致協力し、地域と密接に連携しながら、1)高品質・ブランド化、低コスト化、安定生産技術の開発、2)食の安全・安心、環境に優しい農業生産技術の開発に取り組んでいます。多様化する地域農業の課題に、研究を通して新しい形の技術を創造し、現場に役立つ成果をスピーディかつわかりやすく産地に繋ぐとともに、研究員の養成と研究環境を整えることが重要と考えます。
また、昨年度に策定された和歌山県の野菜と花きの振興計画に基づき、業務用野菜や県オリジナル品種の育成・産地化等に向け、生産技術の高度化を図るため、部門を包括的に連携させながら、試験研究に取り組んで参ります。
地域から信頼される研究機関をめざし、場の新生に取り組みたいと考えています。皆様方の更なるご協力・ご指導の程よろしくお願い致します。
(場長 神藤宏)
研究成果
- スプレーギクの冬季栽培における暗期中断後の日長延長時の光源と開花・切り花品質(PDF形式 391キロバイト)
- イチゴ「まりひめ」栽培に適した追肥技術(PDF形式 350キロバイト)
- 飛ばないナミテントウを利用したシシトウのアブラムシ防除(PDF形式 363キロバイト)
- モモ高糖度の光条件と雑草による糖度判定(PDF形式 336キロバイト)
- 鶏糞堆肥を利用したハクサイの減化学肥料栽培(PDF形式 411キロバイト)