「宇宙シンポジウムin串本」を開催しました

　令和6年8月25日（日）、メルキュール和歌山串本リゾート&スパにおいて、今年で6回目となる「宇宙シンポジウムin串本」を開催しました。

　シンポジウムでは、日本の基幹ロケットであるH3のプロジェクトマネージャ岡田匡史氏、世界初となる月へのピンポイント着陸に成功した小型月着陸実証機SLIMのプロジェクトサイエンティスト澤井秀次郎氏による基調講演の他、東京大学教授中須賀真一氏としてモデレーターをお迎えしたパネルディスカッションを行い、日本の宇宙分野を代表する方々から、「失敗から学び、改善し、乗り越えることの重要性」や、「宇宙の魅力と可能性」など、大変興味深いお話をいただきました。

　さらに、当日の運営に協力いただいた地元県立串本古座高等学校の生徒からの事例発表もあり、満席となった会場は大いに盛り上がりました。
　また、本年3月にカイロスロケット初号機を打ち上げたスペースワン株式会社からは、初号機の飛行中断の原因究明と、2号機の打上時期について「本年12月を目指す」と発表がありました。