令和8年度製品等のカーボンフットプリント算定体制構築支援事業

令和8年度製品等のカーボンフットプリント算定体制構築支援事業

趣旨

 現在、脱炭素社会への移行やESG投資の拡大、取引先からの排出量開示要請の強まりを背景に、企業を取り巻くカーボンフットプリント(以下「CFP」という。)算定の重要性が急速に高まっています。特に大企業ではScope1・2に加え、サプライチェーン全体を対象としたScope3の把握・開示が進み、その影響は中小企業にも波及しています。また、欧州を中心とした規制強化や国際的な開示基準の整備も進み、CFP算定は企業にとって競争力維持の観点からも不可欠な取組となりつつある状況です。

 他方で、算定に必要なデータ収集やその算定手法には専門性が求められ、人材、コスト両面での負担が大きいことから、多くの企業、特に中小企業においては対応が進んでいないのが現状です。

 こうした状況を踏まえ、県内企業のCFP算定にかかる機運醸成・取組促進を図るため、CFPの基礎知識や企業・製品ブランディングへの活用方法等を習得できるセミナーの開催、各県内企業の実情に応じたCFP算定体制構築支援を実施し、県内企業の脱炭素経営推進と企業競争力強化を図っていくため、本事業を実施していきます。

事業内容

 CFPの基礎知識や企業・製品ブランディングへの活用方法等を習得できるセミナーの開催や、各県内企業の実情に応じたCFP算定体制構築支援を実施する予定です。

CFP理解促進セミナー

 県内企業のCFP算定にかかる機運醸成・取組促進を図るとともに、脱炭素経営を推進する取引先からの要請、将来的な環境情報開示を見据え、企業がCFP算定に取組む重要性・意義を理解し、ブランディング等の企業経営戦略といった主体的な取組みにつなげることを目的としたセミナーを開催いたします。
 
【セミナー概要】※案内チラシはこちら

◆日時:令和8年7月15日(水)14:00~16:00 @ハイブリッド開催

    (会場)県民文化会館6階 特別会議室B/(オンライン)Microsoft Teams

◆プログラム:

 (1) CFP に取り組む意義とその社会的背景

 (2) CFP 算定の基本的な仕組みと中小企業が直面する課題

 (3) CFP 算定結果の活用への接続

 (4) 地域ぐるみでの展開と和歌山県の取組

 (5) 今後の県事業・アドバイザリー支援のご案内

◆申 込:お申し込みは以下よりお願いします。(申込期限:7月13日(月)まで)

     https://forms.cloud.microsoft/r/y5TnGijVB3

     ※オンライン参加の方は、お申込み後、後日参加URLをお送りいたします。

 
●イベントに関するお問い合わせ
 一般社団法人サステナブル経営推進機構

 メール:sx@sumpo.or.jp

CFP算定等にかかるアドバイザリー支援

 CFPセミナー等により基礎的な知識を習得した事業者が自らCFP算定に取り組むことを前提とし、その取組みを支える伴走型のアドバイザ リー支援を実施します。算定結果の確認や解釈支援、今後の取組方針に関する助言を通じて、県内企業にCFP算定の実践的知見を蓄積し、自立的な取組へとつなげることを目指していきます。 また、算定支援に加えて、算定結果の活用や、波及効果の検討などにも重点を置き、 CFP算定を一過性の取組ではなく、事業活動に活かし続けるための支援を実施します。 あわせて、学術機関(和歌山大学を想定)や支援機関(商工会議所等を想定)との連携も視野に入れ、地域ぐるみでの支援体制につながるアドバイザリー支援として位置づけます。
 なお、支援先企業の応募、選定につきましては、令和8年7月15日(水)に開催予定のセミナーの参加・視聴を必須にしておりますので、御都合等によりセミナーに参加できなかった方には視聴用URLをお送りいたしますので 、以下連絡先まで御連絡ください。録画を御視聴後、支援にかかる応募フォームを改めて御連絡いたします。
 連絡先:和歌山県成長産業推進課 e0631001@pref.wakayama.lg.jp
 
【支援にかかる情報】
  • 募集期間:令和8年7月15日(水)~令和8年7月29日(水)17:00まで
  • 選定企業数:2社予定
  • 選定基準:応募多数の場合は、応募内容をもとに、CFP算定への意欲、データ取得の可能性等を踏まえ、総合的に判断いたします。
  • 応募要件:
    ➀和歌山県内に本社または支店、営業所を有している企業様
    ➁令和8年7月15日(水)に開催される「CFP理解促進セミナー」に参加済みの企業様、後日録画視聴をされた方 
    ➂申請者が主体となってCFP算定等に取組むことに同意いただける方。
     ※算定にあたっては、支援機関 ( 一般社団法人サステナブル経営推進機構 ) にてサポート致します。
    ➃支援の実施にあたり、材料使用量、エネルギー使用量、輸送情報、廃棄物量等、算定に必要なデータを可能な範囲で支援者に開示することに同意いただける方
     ※提供する情報に営業秘密、技術情報、取引先情報、個人情報等が含まれる場合は、申請者の責任において開示範囲を確認した上で提供願います。
    ⑤本支援が、CFP算定結果の第三者検証、認証取得、取引先要求への適合保証を行うものではないことを理解していただける方
     また、算定結果を外部公表、製品表示、広告宣伝等に使用する場合は、必要に応じて関係する基準、制度、取引先要求等を確認する必要があることを理解していただける方
    ⑥御応募時等にいただいた情報および提出資料について、本事業の実施に必要な範囲で、和歌山県、事業受託者、アドバイザー等に共有されることに同意いただける方
    ⑦CFP 算定結果を成果報告会や和歌山県が実施する事業等で公表することに同意いただける方
     ※開示内容については事前に相談させていただきます。
     ※開示いただいたデータは本事業目的以外には使用致しません。 
  • 支援概要及び内容:
    ◆月1回程度の打合せを通じて、継続的なアドバイザリー支援を実施します。
    ◆企業様自身で算定を進められるよう、支援期間中は随時お問い合わせに対応致します。
    (支援内容)
     ・算定製品、算定範囲(Scope設定)の整理に関する助言
     ・ライフサイクルフロー図作成に関する助言
     ・活動データの収集・整理に関する助言 ・排出原単位の設定および算定方法に関する助言
     ・算定結果の活用(情報開示、製品・企業の付加価値向上等)に関する助言
      ※各企業の進捗状況やニーズに応じて、柔軟に対応致します。
      ※本支援は、単なる算定代行ではなく、支援終了後に各企業が自立的にCFP算定を実施できる体制の構築を目指しています。
  • アドバイザリー支援スケジュールイメージ
    実施予定事項
    8月~9月    CFP 算定製品の選定
    ・専門家を交えたキックオフミーティングを実施し、算定製品の選定、実施スケ ジュールの確認、算定体制の確認等を行います。
    ・また、CFP 算定製品の製造工 程を確認することを目的とした製造現場視察を実施致します。
    9月~11月 ライフサイクルフロー図の作成、CFP 算定に必要なデータの整理・収集
    ・ライフサイクルフロー図の作成方法、データの収集方法や整理状況について、アドバイスを実施致します。
    12月~2月 CFP算定結果の分析・活用方法の検討
    ・収集した算定結果を元にホットスポットを特定し、その要因分析を実施し、 活用方法の検討・アドバイスを実施致します。
    3月 成果報告会
    ・成果報告会の開催にあたり、当日の発表資料の作成をご支援致します。
    ・成果報告会にて、CFP算定企業様自ら登壇いただくことも想定しています。
     ※月1回、対面またはWEBにて、1時間程度のアドバイザリー支援を想定しています。
     ※初回のキックオフミーティングは、約2時間程度を想定しています。
  • 費用:アドバイザリー支援費用およびCFP算定に必要なデータベース(IDEA)の1ライセンスは無料で提供致します。
        なお、これら以外に本支援の実施にあたり発生する費用(企業様側の対応に係る交通費等)は各企業様にてご負担いただきます。

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