社会福祉法人 和歌山つくし会
地域に根差した”3A”のヒューマンサービスを推進
社会福祉法人のモデルを目指す5カ所の施設
明るく、温かく、安心できる「3A」の施設づくりをモットーに、社会福祉法人としての理想的“モデル”を目指し、社会福祉の増進に寄与する「和歌山つくし会」。和歌山市に本部を置き、活動拠点となる事務局と施設は岩出市に位置しています。運営施設は、子育て支援の「和歌山乳児院」から、医療型障害児入所施設・療養介護事業所「つくし医療・福祉センター」、保育所「広瀬保育所」、認定こども園「つくし幼保園」、事業所内保育所「つくしの里幼保園」の5カ所。現在、244人(平成26年12月)のスタッフが在籍。伝統ある社会福祉法人の職員としての自覚と誇りを持ち、利用者の心身ともに健やかな育成と、その能力に応じた自立を支援するため、スタッフ全員が一丸となってヒューマンサービスの推進に努めています。
”働きがい”を感じる現場で自己の生きがいづくり
職員のうち、女性スタッフは174人と7割を超える勢い。そもそもは、平成20年に桃山療護園と岩出療育園が統合し、つくし医療・福祉センターと名称変更があって以降、職員が増員。これをきっかけに、社会的自己実現を達成できる職場として、仕事を通じ“働きがい”を感じる現場づくりを目指して、体制や環境が整えられてきました。ベースは女性を中心に、すべての職員が仕事と子育てを両立させることができるシステムづくり。行動計画として、まずは妊娠中や産休復帰後の女性職員が相談できる窓口のほか、育児中のお母さんを支える窓口を設置。育児や介護休業の周知や子育て優遇制度なども積極的に導入しながら、意識改革を図るとともに、平成24年には待望の事業所内保育所を設け、その成果を上げています。
行動を伴った独自の取り組みと意識改革を評価
特に取り組みの周知には、あらゆる機会を利用。施設内にポスターを設置するほか、給与明細書にもメッセージを印刷し、制度の利用を促進。また相談窓口の設置時には、全職員に接遇研修を実施し、知識だけでなく行動を伴いながら、取り組みの重要性を指し示してきました。その結果、掲げた行動計画の目標はすべてクリアし、女性の育児休業取得率は100%。男性も3人が取得し、予想を上回る高い実績が評価され、平成25年「子育てサポート企業」に認定されています。今後は、女性の管理・監督職の比率割合を20%強に引き上げるなど、新たな目標を策定。意欲ある人たちが正しく認められる人事評価を明確にし、海外研修なども取り入れながら、有能な人材を育成。今まで以上のより良い環境づくりに邁進しています。
基本情報
事業内容 | 乳児院「和歌山乳児院」、医療型障害児入所施設・療養介護事業所「つくし医療・福祉センター」、保育所「広瀬保育所」、認定こども園「つくし幼保園」、事業所内保育所「つくしの里幼保園」 |
企業名 | 社会福祉法人 和歌山つくし会 |
創業 | 1968年8月 |
所在地 | 〒649-6215 岩出市中迫665 |
TEL | 0736-69-1772 |
FAX | 0736-69-5251 |
代表者 | 理事長 谷本 美佐子 |
従業員数 | 244人(2014年12月) |
URL | https://www.wa-tsukushi.or.jp |