社会福祉法人わかうら会
地域と共に歩み、地域に愛され信頼される、地域の拠点
企業紹介
社会福祉法人わかうら会は、特別養護老人ホーム「わかうら園」をはじめ、和歌山市内で多様な介護福祉事業を展開しています。利用者の「人として生き生きとした尊厳のある生活」が継続されることを基本理念の第一に掲げ、高台立地と国指定名勝である「和歌の浦」の海を一望できる自然環境を活かし、心身ともに安心できるサービスを提供しています。現在働いている職員160名のうち、109名が女性。施設管理者の約7割が女性と、女性が第一線で活躍しています。幅広い年代の人が活躍していますが、61歳以上の職員が約4割と年齢層が高いのも特徴です。長く働き続けられるよう、職員一人ひとりに向き合いそれぞれの立場や事情を考慮した働きやすい職場環境づくりに取り組んでいます。
取組のきっかけ
退職する職員には、人間関係や家庭の事情などで何らかのアクシデントがあることが多く、辞めずに働き続けられるように事前に対応できることがあるのではないかと考えたことがきっかけです。長く働く職員がいることは、利用者の安心にもつながります。職員が離職という選択をする前にできる限りの対応をしたいと考え、個々の実情に応じた働き方が選択できるように、職員の声をもとに弾力的な対応を実施しています。
主な取組
・生活・労働環境の自己申告制度
年1回自己申告書による個別面談を実施。健康、家庭環境、仕事の量や質など、本部と本人が直接面談の上、必要に応じて雇用契約の見直しや配置転換を実施しています。
・職員が安心して働ける環境づくり
・職員が安心して働ける環境づくり
できるだけ早い段階で職員の就労意欲の変化に気づくことができるように、職務上において「挨拶、報告、連絡、相談」を常に心がけて実践するように、全職員に周知しています。
・職場復帰サポート
出産予定の職員については複数回面談を実施し、復帰時は希望に応じて短時間勤務や夜勤の免除、職務や勤務地の変更を行っています。また、出産や子育てによる退職者については再雇用制度を実施しています。
・「バースデー休暇」
年次有給休暇とは別にバースデー休暇(有給)を導入。本人の誕生月に1日取得することができます。
・利用しやすい年次有給休暇制度
半日単位で取得が可能です。
・キャリアアップのために資格取得をバックアップ
資格取得を支援するため、費用総額の75%を補助しています。
職員の声
藤田さん
女性の多い職場ということもあって、仕事の相談はもちろん子育てなどプライベートの相談にも乗ってもらいやすく、安心して仕事に打ち込むことができます。有給休暇が取得しやすいことも、男性が積極的に子育てを楽しむ「イクメン世代」にとって大変ありがたいです。支援体制が充実していることをもっと皆さんにも知っていただいて、男女問わず一緒に仕事をする仲間が増えると嬉しいです。
今後の取組
法人全体で年次有給休暇の取得率70%を実現しました。現在、子どもを育てる女性職員が子育てのためのサービスを利用する際に要する費用等の援助措置を検討しています。優秀な人材の確保と定着のため、今後も全ての世代にとって働きやすい職場環境づくりに取り組んでいきたいと考えています。
掲載日:2017年2月23日
掲載日:2017年2月23日
基本情報
事業内容 | 特別養護老人ホーム、ショートステイ、グループホーム、デイサービス、ホームヘルパー、ケアハウス、診療所、ケアプランセンター、地域包括支援センター等の総合介護福祉事業 |
企業名 | 社会福祉法人わかうら会 |
創業 | 1995年8月 |
所在地 | 〒641-0061 和歌山市田野175番地 |
TEL | 073-445-0808 |
FAX | 073-445-0030 |
代表者 | 理事長 土山憲一郎 |
従業員数 | 160人(2016年10月) |
URL | http://www.cypress.ne.jp/sha-waka/ |