和歌山県の経済動向について(平成20年1月)

和歌山県の経済動向について(平成20年1月)

内閣府は、平成20年1月18日に発表した月例経済報告において、景気の基調判断は 「一部に弱さがみられるものの、回復している。」と据え置いた。
個別項目については、住宅建設、輸入を上方修正した。
なお、景気の先行きについては、「企業部門が底堅く推移し、景気回復が続くと期待される。」との見通しを示す一方、「サブプライム住宅ローン問題を背景と するアメリカ経済の下振れリスクや金融資本市場の変動、原油価格の動向が内外経済に与える影響等には留意する必要がある。」とした。
一方、県内の経済状況については、

  • 生産動向においては、鉱工業生産指数(11月)は、9ヶ月連続で前年を上回り、電力使用量(12月)は、4ヶ月連続で前 年を上回った。
  • 消費動向においては、新車登録台数(12月)は、5ヶ月ぶりに前年を下回った。大型小売店販売額(11月)は、全店ベースでは14ヶ月連続で前年を下回 り、既存店ベースでは2ヶ月ぶりに前年を下回った。
  • 雇用動向においては、有効求人倍率(11月)が全国は0.99倍(前月より0.03ポイント下降)、県は0.91倍(前月より0.03ポイント下降)とな り、差は0.08ポイントとなった。

このページの先頭へ