和歌山県の経済動向について(平成20年9月)
和歌山県の経済動向について(平成20年9月)
内閣府は、平成20年9月19日に発表した月例経済報告において、景気の基調判断は「景気は、このところ弱含んでいる」 と前月から据え置いた。
個別項目については、設備投資を下方修正した。
なお、景気の先行きについては、「当面、弱い動きが続くとみられる。」との見通しを示し、「アメリカにおける金融不安の高まりや株式・為替市場の変動など から、景気がさらに下振れするリスクが存在することに留意する必要がある。」とした。
一方、県内の経済状況については、
- 生産動向においては、鉱工業生産指数(7月)は、3ヶ月ぶりに前月を上回った。
- 消費動向においては、新車登録台数(8月)は、8ヶ月ぶりに前年を下回った。大型小売店販売額(7月)は、全店ベースは2ヵ月ぶりに前年を上回り、既存店 ベースは4ヶ月連続で前年を下回った。
- 雇用動向においては、有効求人倍率(7月)が全国は0.89倍(前月より0.02ポイント下降)、県は0.85倍(前月より0.01ポイント下降)とな り、差は0.04ポイントとなった。