和歌山県の経済動向について(平成20年11月)

和歌山県の経済動向について(平成20年11月)

内閣府は、平成20年11月21日に発表した月例経済報告において、景気の基調判断は「景気は、弱まっている。さらに、 世界経済が一段と減速するなかで、下押し圧力が急速に高まっている。」と2ヵ月連続で下方修正した。
個別項目については、輸出を下方修正した。
なお、景気の先行きについては、「原油価格等の下落による一定の効果が期待されるものの、世界的な金融危機の深刻化や世界景気の一層の下振れ 懸念、株式・為替市場の大幅な変動などから、雇用情勢などを含め、景気の状況がさらに厳しいものとなるリスクが存在することに留意する必要がある。」とし た。
一方、県内の経済状況については、

  • 生産動向においては、鉱工業生産指数(9月)は、2ヶ月連続で前月を下回った。
  • 消費動向においては、新車登録台数(10月)は、2ヶ月ぶりに前年を下回った。大型小売店販売額(9月)は、全店ベースは3ヵ月連続で前年を上回り、既存 店ベースは6ヶ月連続で前年を下回った。
  • 雇用動向においては、有効求人倍率(9月)が全国は0.84倍(前月より0.02ポイント下降)、県は0.84倍(前月より0.01ポイント上昇)とな り、同率となった。

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