和歌山県の経済動向について(平成25年1月)

和歌山県の経済動向について(平成25年1月)

内閣府は、平成25年1月23日に発表した月例経済報告において、景気の基調判断を「景気は、弱い動きとなっているが、一部に下げ止まりの兆しもみられる。」と8ヶ月ぶりに上方修正した。
個別項目では、生産・個人消費で上方修正した。
なお、景気の先行きについては、「当面は弱さが残るものの、輸出環境の改善や経済対策の効果などを背景に、再び景気回復へ向かうことが期待される。ただし、海外景気の下振れが、引き続き我が国の景気を下押しするリスクとなっている。また、雇用・所得環境の先行き、デフレの影響等にも注意が必要である。」とした。
県内の経済状況については、

  • 生産動向において、鉱工業生産指数(11月)が5ヶ月連続で前月を下回った。
  • 消費動向においては、新車登録台数(12月)が4ヶ月連続で前年を下回った。大型小売店販売額(11月)は、全店ベースでは2ヶ月連続で前年を下回り、既存店ベースでは13ヶ月連続で前年を下回った。
  • 雇用動向においては、有効求人倍率(12月)が全国は0.82倍(前月から0.02ポイント上昇)に対し、県は0.91倍(前月から0.05ポイント上昇)となった。(順位は全国では12位に、近畿では1位であった。)

このページの先頭へ