和歌山県の経済動向について(平成25年4月)

和歌山県の経済動向について(平成25年4月)

内閣府は、平成25年4月12日に発表した月例経済報告において、景気の基調判断を「景気は、一部に弱さが残るものの、このところ持ち直しの動きがみられる。」と据え置いた。
個別項目では、個人消費・輸出で上方修正した。
なお、景気の先行きについては、「輸出環境の改善や経済対策、金融政策の効果などを背景に、マインドの改善にも支えられ、次第に景気回復へ向かうことが期待される。ただし、海外景気の下振れが、引き続き我が国の景気を下押しするリスクとなっている。また、雇用・所得環境の先行き等にも注意が必要である。」とした。
県内の経済状況については、

  • 生産動向において、鉱工業生産指数(2月)が2ヶ月連続で前月を上回った。
  • 消費動向においては、新車登録台数(3月)が7ヶ月連続で前年を下回った。大型小売店販売額(2月)は、全店ベースでは5ヶ月連続で前年を下回り、既存店ベースでは16ヶ月連続で前年を下回った。
  • 雇用動向においては、有効求人倍率(3月)が全国は0.86倍(前月から0.01ポイント改善)に対し、県は0.86倍(前月から横ばい)となった。(順位は全国では22位に、近畿では2位であった。)

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