和歌山県の経済動向について(平成25年7月)

和歌山県の経済動向について(平成25年7月)

平成25年7月23日に発表した月例経済報告において、景気の基調判断を「景気は、着実に持ち直しており、自立的回復に向けた動きもみられる。」と3ヶ月連続で上方修正した。
個別項目では、設備投資・生産・住宅建設で上方修正した。
なお、景気の先行きについては、「輸出が持ち直し、各種政策の効果が発現するなかで、企業収益の改善が家計所得や投資の増加につながり、景気回復へ向かうことが期待される。ただし、海外景気の下振れが、引き続き我が国の景気を下押しするリスクとなっている。」とした。
県内の経済状況については、

  • 生産動向において、鉱工業生産指数(5月)が3ヶ月ぶりに前月を上回った。
  • 消費動向においては、新車登録台数(6月)が2ヶ月連続で前年を下回った。大型小売店販売額(5月)は、全店ベースでは8ヶ月連続で前年を下回り、既存店ベースでは19ヶ月連続で前年を下回った。
  • 雇用動向においては、有効求人倍率(6月)が全国は0.92倍(前月から0.02ポイント上昇)に対し、県は0.89倍(前月から0.07ポイント上昇)となった。(順位は全国では23位に、近畿では3位であった。)

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