和歌山県の経済動向について(平成25年8月)

和歌山県の経済動向について(平成25年8月)

平成25年8月15日に発表した月例経済報告において、景気の基調判断を「景気は、着実に持ち直しており、自立的回復に向けた動きもみられる。」と前月から据え置いた。
個別項目では、雇用で上方修正した。
なお、景気の先行きについては、「輸出が持ち直し、各種政策の効果が発現するなかで、企業収益の改善が家計所得や投資の増加につながり、景気回復へ向かうことが期待される。ただし、海外景気の下振れが、引き続き我が国の景気を下押しするリスクとなっている。」とした。
県内の経済状況については、

  • 生産動向において、鉱工業生産指数(6月)が2ヶ月連続で前月を上回った。
  • 消費動向においては、新車登録台数(7月)が3ヶ月連続で前年を下回った。大型小売店販売額(6月)は、全店ベースでは9ヶ月連続で前年を下回り、既存店ベースでは20ヶ月ぶりに前年を上回った。
  • 雇用動向においては、有効求人倍率(7月)が全国は0.94倍(前月から0.02ポイント上昇)に対し、県は0.89倍(前月と同じ)となった。(順位は全国では24位に、近畿では3位であった。)

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