和歌山県の経済動向について(平成26年2月)
和歌山県の経済動向について(平成26年2月)
平成26年2月19日に発表した月例経済報告において、景気の基調判断を「景気は、緩やかに回復している。」と前月から据え置いた。
個別項目では、輸出と雇用情勢が上方修正となった。
なお、景気の先行きについては、「輸出が持ち直しに向かい、各種政策の効果が下支えするなかで、家計所得や投資が増加し、景気の回復基調が続くことが期待される。ただし、海外景気の下振れが、引き続き我が国の景気を下押しするリスクとなっている。また、消費税率引上げに伴う駆け込み需要及びその反動が見込まれる。」とした。
県内の経済状況については、
- 生産動向において、鉱工業生産指数(12月)が2ヶ月ぶりに前月を上回った。
- 消費動向においては、新車登録台数(1月)が5ヶ月連続で前年を上回った。大型小売店販売額(12月)は、全店ベースでは15ヶ月連続で前年を下回り、既存店ベースでは6ヶ月連続で前年を下回った。
- 雇用動向においては、有効求人倍率(1月)が全国は1.04倍(前月から0.01ポイント上昇)に対し、県は0.94倍(前月から0.02ポイント上昇)となった。(順位は全国では29位に、近畿では3位であった。)