和歌山県の経済動向について(令和6年8月)
和歌山県の経済動向について(令和6年8月)
内閣府は、令和6年8月29日に発表した月例経済報告において、景気の基調判断を「景気は、このところ足踏みもみられるが、緩やかに回復している。」とし、前月から据え置いた表現となっている。
個別項目
<判断引き上げ>
個人消費:一部に足踏みが残るものの、このところ持ち直しの動きがみられる
住宅建設:おおむね横ばいとなっている
<判断引き下げ>
---
県内の経済状況については、
- 生産動向において、鉱工業生産指数(6月)は3ヶ月ぶりに前月を下回った。
- 消費動向においては、自動車新車登録台数(7月)が7ヶ月ぶりに前年を上回った。
百貨店・スーパー販売額(6月)は、全店ベース、既存店ベース共に3ヶ月ぶりに前年を上回った。
また、新設住宅着工戸数(7月)については、5ヶ月ぶりに前年を下回った。 - 雇用動向においては、有効求人倍率(7月)は前月と同程度であった。近畿で3位、全国で33位であった。