和歌山県の経済動向について(令和6年5月)
和歌山県の経済動向について(令和6年5月)
内閣府は、令和6年5月27日に発表した月例経済報告において、景気の基調判断を「景気は、このところ足踏みもみられるが、緩やかに回復している。」とし、前月から据え置いた表現となっている。
個別項目
<判断引き上げ>
生産:一部自動車メーカーの生産・出荷停止の影響により、生産活動が低下していたが、このところ持ち直しの動きがみられる。
<判断引き下げ>
県内の経済状況については、
- 生産動向において、鉱工業生産指数(3月)は3ヶ月ぶりに前月を下回った。
- 消費動向においては、自動車新車登録台数(4月)が4ヶ月連続で前年を下回った。百貨店・スーパー販売額(3月)は、全店ベース、既存店ベース共に4ヶ月ぶりに前年を上回った。また、新設住宅着工戸数(4月)についても、2ヶ月連続で前年を上回った。
- 雇用動向においては、有効求人倍率(4月)が2ヶ月連続で減少した。近畿で3位、全国で36位であった。