流行の概要
保護者の方へ
寒くなりました。インフルエンザが流行しています。軽症で治る嘔吐下痢症や夜に咳き込む風邪の流行もまだ続いています。症状が発熱だけの風邪、のどの痛みを訴える風邪、鼻水の多い子、新型コロナウイルス感染症、リンゴ病、水痘、細気管支炎などもあります。
インフルエンザワクチンの接種が始まっています。大きな子や大人は1回、小さな子は2回の接種になります。2歳~19歳未満の子どもには経鼻インフルエンザワクチンも使用できます。この場合は左右の鼻腔にワクチンを入れる形となります。
インフルエンザでは、ボルタレンやポンタールなどの脳症を起こしやすくする解熱剤があります。解熱剤は熱のため機嫌が悪く寝てくれないなどに限定して、アセトアミノフェン(カロナールなど)を少量使用する程度にとどめて下さい。総合感冒薬(いわゆる風邪薬)のほとんどに解熱剤が含まれており、脳症を起こしやすくする解熱剤が含まれている薬もあり、注意が必要です。 (令和7年11月13日更新)


