流行の概要

保護者の方へ

少しずつ暖かくなってきています。インフルエンザの発生は非常に少なくなりましたが、軽症で治る嘔吐下痢症や夜に咳き込む風邪が流行しています。症状が発熱だけの風邪、のどの痛みを訴える風邪、鼻水の強い子、新型コロナウイルス感染症、細気管支炎などもあります。空気が乾燥していますので、寝る部屋の加湿をお願いします。現在流行中の嘔吐下痢症は腹痛や嘔吐が主症状で下痢を伴わない場合が多くなっています。ノロウイルス、アデノウイルス、サポウイルス、アストロウイルス、パレコウイルスなど、多くのウイルスが原因となりますが、これらのウイルスを抑える薬はありません。麻疹・風疹混合ワクチンが1歳と小学校入学前1年間での2回接種が公費による定期接種として行われております。現在、ワクチンの供給が少なくなっており、期限内に接種できない子が存在する可能性から、今年度中に接種ができない場合には、1歳と小学校入学前1年間の無料接種期間が2年間延長される予定となっています。2回の接種で、免疫効果が高くなり、長期間続くようになります。その他のワクチンも接種忘れがないか、母子手帳などでのチェックをお願いいたします。 (令和7年3月21日更新)

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