流行の概要

保護者の方へ

暑い日が続いています。熱中症や食中毒に注意が必要です。薄着を心がけてください。リンゴ病や全身に小さな発疹が出るウイルス性の発疹症が流行していますし、軽症で治る嘔吐下痢症や夜に咳き込む風邪の流行はまだ続いています。症状が発熱だけの風邪、のどの痛みを訴える風邪、鼻水の強い子などもあります。

これからは病気の発生は少なく、秋までは小児科外来は混まなくなるのが一般的です。予防接種や日頃気になっていることを相談するには良い時期と思います。予防接種スケジュールを改めてチェックしてみて下さい。接種無料券が使える年齢が限られていますので、不明な場合は保健所や小児科に問い合わせて下さい。

晴天のときには照り返しの影響で地面に近く、低い位置の気温が高いため、子どものほうが暑さを感じています。子どもの顔が赤く、汗をかなりかいている時は身体の深部体温はかなり上昇している可能性があり、涼しい環境下で休ませてあげて下さい。強い疲労感や嘔吐、意識障害などの症状が出ている場合は、点滴や入院が必要です。少しでも意識がおかしい場合や、水分を与えても自力で飲めない状況では、すぐに救急車を要請して下さい。 (令和7年7月10日更新)

このページの先頭へ