スポーツ偉人伝 東山 健之助
氏名 東山 健之助(ひがしやま けんのすけ)
生年 1893年(明治24年)生
区分 功労者
和歌山市に生まれ、和歌山市で育つ。昭和29年和歌山県武徳会主任師範となり、昭和29年全日本剣道連盟監事、昭和32年和歌山大学剣道師範、昭和34年和歌山県警剣道師範を勤める。昭和15年5月(旧国鉄)の紀伊由良駅の列車事故に遭遇し、警察官として負傷者の救出中に自らの左足関節部より下を切断する事故に遭う。事故後自らが考案し作成した義足を着け、県内外の剣道指導及び各種の大会に出場し、義足の剣士として絶賛された。戦後GHQの剣道廃止から和歌山県剣道連盟創設と剣道復活に尽力し、昭和27年和歌山県剣道連盟初代理事長として、和歌山県の剣道発展に寄与した。剣道歴は戦前の全日本東西対抗剣道大会、全国選抜選手優勝大会、橿原神宮奉納全国大会出場などに出場し、戦後多年にわたり国民体育大会にも出場し活躍。これらの功績が認められ、勲章をうける。