スポーツ偉人伝 末永 真理
氏名 末永 真理(すえなが まり)
生年 1988年(昭和63年)
競技 剣道
区分 競技者
大阪府阪南市生まれ。5歳から、枚方市のクボタ道場で剣道を始める。日本一を目指し、中学から剣道の名門PL学園に進学。基礎基本を徹底して学び、PL学園高校では3年時にインターハイ個人戦の部で準優勝、国民体育大会の団体戦で優勝。卒業後は、大阪府警察に奉職。2009年20歳で第14回世界剣道選手権大会の選手に選出、団体優勝に貢献した。翌年に全国警察選手権で初優勝し、以後歴代最多記録である5回の優勝を果たす。2012年には全日本女子剣道選手権で念願の初優勝、翌年連覇を達成する。2021年に退職。結婚を機に和歌山県白浜町市鹿野に移り、夫が代表理事を務める一般社団法人み・ゆーじに所属し、仕事を手伝いながら自身の稽古にも励む。2022年、9年ぶり3度目の全日本女子剣道選手権大会で優勝する。2024年には第19回世界剣道選手権大会個人の部で準優勝。3年に一度の世界大会で、日本人選手としては最多の5大会出場、団体戦の部優勝4回、個人戦の部準優勝2回を記録した。
現在は、2年後の世界大会に出場、優勝を目標に稽古とトレーニングに励んでいる。また自身の経験をもとに全国各地での少年剣道教室や、世界各国でセミナーを行うなど剣道普及にも力を入れている。