令和6年度和歌山県ゴールデンキッズ発掘プロジェクト【9月7日】育成プログラム
育成プログラムについて
1 日 時 令和6年9月7日(土)
16期生 17:00~19:00
17期生 16:30~19:00
発汗量測定実施のため、17期生は開始時間が通常より30分早まっています。
2 場 所 和歌山県立体育館 (和歌山市中之島2238)
3 内 容 ・食育プログラム
・身体能力プログラム
・保護者サポートプログラム
時 間 |
16期生(6年生) |
17期生(5年生) |
保護者 |
16:00~ |
【ロビー】 集合・受付 16:00~ |
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16:30~ |
【ロビー】 集合・受付 16:30~ |
発汗量測定の説明 体重・水分計測 |
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17:00~ 17:55 |
【補助体育館】 食育プログラム 指導者:小出夕起氏 高田かず氏 |
【体育館】 身体能力プログラム 指導者:毛利かなで氏 |
【会議室】 17期生保護者 保護者サポートプログラム 「水分補給」 指導者:近藤衣美氏 |
18:00~ 18:55 |
【体育館】 身体能力プログラム 指導者:毛利かなで氏 |
【補助体育館】 食育プログラム 指導者:村上知子氏 高田かず氏 |
【補助体育館】 17期生保護者 ※キッズと一緒に 食育プログラムを 受講してください |
19:00~ |
諸連絡・解散 |
プログラムの様子について
〇身体能力プログラム
くの字運動、Sの字運動、ラディアン、の基礎平衡能力系のトレーニングを重点的に行いました。また、ボールを使ったバウンドキャッチでは、ボールの落下地点をすばやく予測することを意識し、動的空間を把握するためのトレーニングを行いました。
〇食育プログラム
【16期生】
夏休みの宿題であった、7日間の食事記録の一覧表を振り返り、アスリートの食事として必要なカテゴリーがしっかりと揃えられているか、自分の食事メニューを確認しました。良いパフォーマンスに繋げようと、苦手なメニューも積極的に取り入れるなど、日頃の食事に対する意識の高さが感じられるキッズも多くいました。
また、これまでに食育プログラムで学んできたことが、どの程度身についているかを確認するため、食知識に係るアンケートを実施しました。6年生は、今年度のプログラムも残り半分となり、これまでの復習や知識の理解度を確認する段階に入ってきています。
【17期生】
水分補給をテーマとして、発汗量と水分摂取量を測定するため、体重と持参した水分の重さを計測し、身体プログラムの前後で比較しました。
体内の水の役割について学び、続いて計測した自身の体重と水分摂取量の変化について、計算機を使って各自で分析しました。中には、身体プログラム後に1キログラム近く体重が減ったのに対し、水分は400㎖しか補給できていないキッズもいました。村上先生からは、自分の発汗量から、適切な水分摂取量の目安を見つけていくことが大切だと説明がありました。
また、何を飲むかも大切であり、汗をかく運動時にはスポーツドリンクで塩分を補給することの必要性に加え、尿の色から、体内の水分量(脱水状態)を見分けられる事など、熱中症予防や体調の管理方法についても学びました。
〇保護者サポートプログラム
近藤先生から「スポーツ活動に適した水分補給」についてご指導いただきました。
まずは、ヒトの体内の水分分布や体内における水分の役割について、細かく説明していただきました。特にこどもは、水分割合が多いため、体重や尿からも脱水になっていないかを確認することが重要であるとのことでした。また、体の深部体温を上げないために市販のアイススラリーの活用が有効であることなど、日常で生かせる実践事例も多くご紹介いただきました。
参考:日本スポーツ振興センター「アスリートのためのトータルコンディショニングハンドブック
(https://www.jpnsport.go.jp/hpsc/Portals/0/resources/hpsc/TCRP/handbook.pdf)