地域経済循環創造事業交付金(ローカル10,000プロジェクト)について

地域経済循環創造事業交付金(ローカル10,000プロジェクト)について

 ローカル10,000プロジェクト(地域経済循環創造事業交付金)は、産官学金労言の連携により、地域の人材・資源・資金を活用した新たなビジネスを立ち上げようとする民間事業者などのみなさまの初期投資費用を支援するものです。民間事業者、国、地方が一体となって、将来にわたって富を生み出していく仕組みづくりに取り組んでいます。

申請の流れについて(例)

フロー図
本補助金のご活用にあたっては、金融機関や市町村との事前調整が必要となりますので、ご活用を検討される場合は、市町村へ事前にご相談ください。(県内市町村担当窓口はこちら)
 
事業詳細については、総務省ホームページをご覧ください。(総務省ホームページ)(外部リンク)

県内採択事例

令和7年度

【紀の川市】GI登録あら川の桃による「稼ぐ」プロジェクト(令和7年8月4日採択)
【取組内容】
・廃棄されている規格外品を活⽤し、企業から需要の⾼いBtoB商品である「濃縮果汁」と 「酵素処理ピューレ」を製造販売。 
・市内製造業者が新たな商品を開発し市内で販売する、農業×製造業×⼩売業の「まちぐるみの6次産業化」を推進し、地域全体が活性化できるビジネスモデルを構築する。
・また、農家が利⽤しやすい、⼩ロットでも加⼯可能な6次産業化拠点とし、「稼ぐ」仕組みを構築する。
【那智勝浦町】大泰寺における熊野古道 大辺路 観光拠点整備事業(令和7年8月4日採択)
【取組内容】
・熊野古道の中継点 大泰寺に観光拠点となる施設を整備する。観光パンフレットの提供、Free Wi-Fiやトイレ、休憩所の提供、携帯できる飲食物の販売を行う。
・カフェ・バー、お土産物販売施設としても営業し、農産品や水産品などの地域産品を販売。ECサイトも立ち上げ、より広く販路を開拓。
・民間主導の観光情報施設の整備により、観光客の利便性を高めるとともに、地域産品の販売を通じて地域への経済波及効果を生み出す。

令和6年度

【広川町】全国初のフルーツとペットツーリズムによる観光まちづくり事業(令和6年10月28日採択)
【取組内容】
・自然豊かな広川町にて、広大な遊休地を活用したドギーパークを新設
・「ペットと訪れる観光地」として差別化し、新たな観光需要の創出と客層の取り込みを図る
・ドギーパークには、地域の特産品(有田みかんなどのフルーツや水産資源)を活用した飲食を提供する場を設置
 
★GT WAN PARKが完成★
 ドッグラン、犬用プール、犬用シャワールーム、ドームテントカフェなどを備えた複合施設として、GT WAN PARK(和歌山県有田郡広川町上津木2198)が令和7年5月17日(土)にグランドーオープンしました。
 詳細は公式インスタグラム(@GTWANPARK)(外部リンク)をご覧ください♪
正面 犬用プール 芝生
【新宮市】名産熊野牛の飼育・加工・精肉・焼肉の食育体験ツアーの企画事業(令和7年3月28日採択)

【取組内容】

・食肉生産工程(牧場での飼育体験・枝肉の骨抜き・精肉など)をほぼすべて体験し、最後は自分の捌いた肉をその場で食べることのできるツアーを企画し、食育にまつわる観光客増加につなげる事業を行う

・精肉職人を地域から新規に幅広い人材を募集し、マニュアル化・視覚化によって技術の偏りなく誰もが一定の技術を身につけることができるよう、職人たちによる丁寧な指導を行う。それによって、食肉に関する文化を次代へと継承する

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