社会福祉法人 千翔会 (令和2年度締結)
沿革:平成21年 株式会社たかがきサービスステーション設立
平成21年 (予防)訪問介護、居宅介護、重度訪問介護の指定を受ける
その後、各市町村の移動支援の指定を受ける
介護タクシーの指定を受ける
平成23年 同行援護の指定を受ける
平成24年 行動援護の指定を受ける
児童デイサービスの指定を受ける
児童発達支援及び放課後等デイサービスの指定を受ける
平成25年 相談支援事業の指定を受ける
放課後デイサービスの指定を受ける
平成26年 社会福祉法人設立準備委員会発足
平成28年 社会福祉法人 千翔会設立
平成29年 就労継続支援B型の指定を受ける
生活介護の指定を受ける
平成31年 居住支援法人の指定を受ける
理事長:高垣 司
従業員数:23名
外部リンク:http://www.magokoro.land
住み慣れた場所で大切な人たちと共に、最後まで暮らしたい。
その当たり前の願いをお手伝いします。
子供からお年寄りまで、いつでも“自分らしく”生きるために―。私たちはどんな場面でも、利用者さまとご家族に常に寄り添い、笑顔があふれる充実した毎日を送るお手伝いをいたします。障害のある方や介護を必要とする方が、最低限の生活を送るのではなく、いきいきとした自分らしい人生を過ごせるような施設やサービスを目指し、「まごころランド」は平成21年に設立しました。障害福祉サービスや介護保険サービスを提供し続け、有田川町上中島に事業所を移してからは放課後等デイサービスや就労継続支援B型等も行っています。
従業員の人権意識向上に向けた取組
女性が多い職場のため、個々の従業員のライフステージの変化、家族との関係性の移ろいによる仕事への影響が、施設全体のパフォーマンスにも影響を及ぼすことになります。
だからこそ、管理者席は、全員を見渡せる位置に設置し、常に全体を俯瞰するとともに、毎朝の表情等により些細な変化も感じ取れるようにしています。また、悩みを話すことができる「場」づくりを心がけています。
キャリアコンサルトによるカウンセリング、個人面談、外部研修等のシステムも整えていますが、身近に題材を採り皆で話し合うミーティング-それは法人理念に照らしてどうなのか-を重要視しながら従業員が安心して働くことができる職場環境づくりに取り組んでいます。
利用される方や家族との関わりの中での取組
利用者の問題行動と云われるものの中には、従業員からみて分からない言動が含まれますが、それは従業員の専門能力不足が「分からないようにさせる」からだと考えています。障害者支援の場は従業員の上から目線になりがちで(そうならないように意識しておりますが)、これらが合わさり虐待や暴言につながるのではないでしょうか。
私たちの場合、専門能力の醸成には身近な事象に題材を採った組織内研修も重視しています。また、何か問題が生じれば個人を呼ぶと云うより皆を集めて相談するのですが、そこでは法人理念「愛・勇気・希望」を唱和してから本題に入ります。「理念に照らしてどうなのか」を重視しているからです。
「利用者が楽になればスタッフも楽になる」をキーワードに、利用者と家族がよりよく生き生きと暮らしていただけるよう、日々みんなで相談しながら取り組んでいます。
その他の取組
地域の中で、「ひとりぼっちをなくす」。これは当法人の目的の一つでもあります。
施設というのは利用者にとって、そこに「居る」限り、ぬるま湯であるとも云えます(支援者にとってもそうです)。でも長い人生、家と施設だけで完結はできません。このため、積極的に外へ出て行くようにしています。
(株)古民家カフェ 柑乃屋(かんのや)
平成30年~ 障害者・高齢者の働ける場所としてオープン
OMOSHAIプロジェクト
令和4年4月~
企業と協働して地域の課題である「ひとりぼっちをなくしていこう」の解決に向け取り組んでいきます。
副理事長の高垣様にインタビューさせていただきました。