認定特定非営利活動法人わかやまNPOセンター(平成18年度締結)
所在地: 和歌山市美園町5-6-12
設立: 2002年4月8日
代表者: 理事長 平原 佳和
職員数 7名(うち非常勤3名)
わかやまNPOセンターは、誰もが住み良い豊かな社会の実現のために、地域の社会づくりの担い手として活動を行うNPOのさらなる推進を図るため、自治体や企業、他の団体と連携しながら、NPOの育成や発展のための事業に取り組んでいます。
※NPOとは「Non Profit Organization(非営利団体)」の略で、不特定多数の方の利益を増進することを目的にして、ボランティア活動や市民活動を行っている民間団体のことをいいます。
主な事業内容
・県内のNPOのパワーアップにつながる講座やセミナーを開催し、人材の育成に取り組んでいます。
・行政へのNPO施策等に関する政策提言活動や、企業とNPOの架け橋となる活動を展開しています。
・広報活動として、わかやま新報で隔週金曜に掲載しているNPO紙面「和歌山を創る新聞・わかつく」や、情報誌の発行、Facebookページやブログなど多彩な方法で、県内のNPOの事業内容の紹介、NPOを取り巻く地域情報、開催イベントの情報などを積極的に発信しています。
職員の人権意識の向上に向けた取組
和歌山県の指定管理者制度により、「和歌山県NPOサポートセンター」の運営を行っていることから、毎年、和歌山県庁職員向けの人権に関する講習を職員全員が受講しています。また、和歌山県人権啓発センターが主催する人権講習も積極的に受講しています。
さらに、人権チェックリストの回覧を行い、ますますの人権意識の向上を図っています。
職員が安心して働くことのできる環境づくり
理事長が半年に一回、職員に対してヒアリングを行っています。相談内容によってはキャリアコンサルタントの資格を持つ者に引き継ぐ対応を行うなど、職員一人ひとりが働きやすい環境づくりに努めています。
NPOへの支援
NPO法人設立に伴う支援を行っています。「行政の施策では手が届かない人々を助けたい」、との思いを持つ方々が活動していくための適切な助言を行い、法人化する場合は、設立時に必要な事務手続き等のお手伝いをしています。
人手不足や組織運営の不安を抱えたNPOに対する相談業務も行っており、不安分野をサポートしています。
今後整備が求められるハラスメントの相談体制の整備については、規模が異なるNPOそれぞれ一律にハラスメント相談窓口を設置することは難しいため、全国NPO共通の相談窓口設置に向けて他県のNPOと連携して動いています。
新型コロナウイルス感染症の影響により、対人活動を行っているNPOは、なかなか活動ができず収入面で厳しい状況に陥っています。そのため、県内外から広く寄付を募り、新型コロナの影響を受けた団体に助成を行っています。
※副理事長・事務局長 志場久起様にインタビューさせていただきました。