社会福祉法人太陽福祉会(平成22年度締結)

法人概要①

 所  在  地 :日高郡美浜町和田1138

 沿   革 :昭和52年4月 「太陽共同作業所」を開設
      昭和55年3月 後援会組織「太陽共同作業所を育てる会」発足
      昭和60年6月 「社会福祉法人太陽福祉会」として法人設立許可
      昭和61年4月 「太陽作業所」開所

 理  事  長 :皆川 敏治

 従業員数  :167名(法人全体計)

 外部リンク:http://www.taiyo.or.jp/
 

 「障害があってもこの地域に生まれてよかった」と言ってもらえる地域づくりをしよう!
 

 昭和52年4月、3人の障害のある人たちとその家族らが教師や行政、地域の方々に支えられて始まった太陽共同作業所は、現在、社会福祉法人太陽福祉会として、利用者数230名、従業員数167名の大きな組織として発展してきました。

 「育つ」「働く」「暮らす」のそれぞれのライフステージに合わせたサービスを行っており、就業継続支援事業所やグループホームなど、事業所は13を数えます。

 〇障害者の人権を守り、それぞれの自立と社会参加を支援します。

 〇障害の程度や種別をこえ、一人ひとりのライフステージに合った支援をします。

 〇地域に根ざした法人づくりに励み、地域の全ての人々と協力して差別や偏見のない地域社会をつくります。

の3つの理念を柱に、「この地域に生まれてよかった」と思ってもらえるサービスの提供に努めています。

従業員の人権意識の向上に向けて

 毎年、各事業所の責任者を集めて、障害者に対する虐待の防止や権利擁護などの各種研修を行い、その後、各事業所にて全従業員に対して伝達研修を行っています。

 また、各事業所では「人権チェックリスト」を活用して職員会議で読み合わせを行ったり、人権に関するポスターを掲示することにより、職員の人権意識向上に取り組んでいます。

従業員が安心して働くことができる職場環境づくりに向けて

 最近では若手女性職員の採用を積極的に行っており、育児休暇を取得する女性職員も多くいます。出産による休暇から復帰する女性職員に対しては、復帰後の短時間勤務やシフト調整も柔軟に行っています。

 また、職場でのハラスメントなど、従業員の悩み相談に対応するための相談窓口の設置や、法人設立当時(昭和60年)から65歳定年を採用するなど、従業員が安心して働くことができる職場環境づくりに取り組んでいます。

利用者が安全・安心に作業をしていただくための取組

 障害の程度や種類に応じて、利用者本人に合った作業分担をお願いしています。特に、特性への支援②
として治具を作って作業の均一性を確保したり、スケジュールや作業場の構造化を図り、働きやすい作業
環境に配慮しています。

 また、成果に応じた工賃の設定を行うなど、利用者がやりがいを持ちつつ、明るく楽しんで作業を行って
いただけるよう取り組んでいます。

その他の取組

 例年、12月に日高振興局が行っている「人権を考える強調月間」や、各種団体が行っている「障害者週間」③
の街頭啓発に利用者などが参加し、一緒になって人権に関する啓発を行っています。







*理事長の皆川敏治様、常務理事の中橋彦也様、総務部長の岡田千賀子様にインタビューさせていただきました。
                                 

このページの先頭へ