社会福祉法人きのかわ福祉会(平成23年度締結)
法人概要 沿革:昭和62年5月「那賀に共同作業所を作る会」発足 平成10年11月和歌山県知事から「社会福祉法人きのかわ福祉会」として法人設立認可 平成11年6月「きのかわ共同作業所」開所 理事長:西 一也 従業員数:77人(法人全体計) 外部リンク:http://www.wasaren.org./kinokawafukusikai きのかわ福祉会の想い:元気に働くこと 笑顔いっぱいに楽しむこと 地域で普通に暮らせること さらに、「きのかわ共同作業所を認可施設に」との運動へと発展し、地域に働きかけ、行政から用地の無償貸与を受け、平成10年に社会福祉法人きのかわ福祉会が法人設立認可を受け、平成11年に知的障害者通所授産施設「きのかわ共同作業所」を開所しました。その後「岩出障害児者相談・支援センター」「岩出紀の川障害者就業・生活支援センターフロンティア」「シャイン自立訓練」等を開設し、障害者の相談支援、就労支援、自立支援等を行っています。 現在は、「ベーカリーショップharu」や農作物の加工・販売を行っている「ふるさとファーム」「きのかわふるさと村」など地域との関わりを深めながら事業を行い、また「グループホーム」で自分の人生を自分で決め実現していく方法の1つとして生活支援を行っています。 平成23年度から「人権尊重の社会づくり協定」を締結し、和歌山県と一緒に人権尊重の社会づくりに取り組んでいます。 |
従業員の人権意識の向上に向けて
必ず、障害者の虐待防止の講義を行っています。
- 障害のある人も地域で当たり前の生活ができるように、支援する職員として障害のある人の権利を擁護することは大切なことであり、全体研修でも説明しています。
利用者や家族との関わりの中での取組
- 成長すること、働くこと、地域で生活できることを目指し、それぞれの人生の主人公になるように取組んでいます。
- 人やものに関わる力を高め、援助し、社会の一員として意見を表明できる力や自己決定ができることを大切にしています。
- 障害や家族の状況に応じて、地域でケアできる施設や体制づくりをめざすとともに重い障害を持っていても通える場づくりを目指しています。
共同作業所等の取組(例:ナチュラルベーカリーharu)
- 働くことを通して就労へ向けての訓練を行い、一人一人が持っている力を発揮し、やりがいを感じられるよう支援しています。
- 地域とのつながりを大切にし、ともに歩む施設を目指しています。
- 地域やこだわりの食材を取り入れ、手作りの温かさを提供しています。
その他の取組
和歌山労働局が実施する「公正採用選考人権啓発推進員研修会」を毎年受講し、職員の採用時には応募者の適性と能力のみを基準とした「公正な採用選考」の実施に努めています。
また、男女や年齢を限定せず、広く門戸を開いた職員募集を行うとともに、産前産後休暇や育児休暇等の制度を整備し、女性も働きやすい職場づくりを心がけています。
*常務理事寺澤様に、インタビューさせていただきました。