和歌山バス株式会社(平成20年度締結)

会社概要バリフリ教室バスと会社

 所在地  :和歌山市和歌浦西1-8-1                       

 設立   :昭和50年12月

 代表者  :代表取締役社長 久保洋介

 従業員数 :168人

 外部リンク :https://www.wakayamabus.co.jp/ 


 便利に、快適に。

 毎日の暮らしをサポートする。

 和歌山バス株式会社は、昭和50年12月に設立し、昭和51年4月からそれまでの南海電気鉄道のバス部門のうち、和歌山県内に営業所がある路線(高野山・橋本営業所を除く)を引き継ぎ営業を開始しました。以降、一般路線バスに加え、平成元年から夜行高速バス、平成6年から空港リムジンバスを運行しています。

 現在の路線数は、一般18、高速2、空港1路線で、系統数は、一般55、高速2、空港2系統となっており、一日平均約18,300人のお客様にご利用いただいています。

 平成20年度から「人権尊重の社会づくり協定」を締結し、県と一緒に人権尊重の社会づくりに取り組んでいます。

従業員の人権意識向上に向けた取組

 社内で啓発ポスターを掲示したり、啓発冊子を回覧するほか、社員に対し人権研修を実施することにより人権意識向上に取り組んでいます。そのためには指導者の資質向上が必要なことから指導者自身も南海電鉄グループ本社で研修を受講しています。

お客様に対する啓発の取組

 バスは多くのお客様に乗車いただいているという特性を活かし、バス車内に県から提供された啓発ポスターを掲示し、お客様に人権について考えていただくきっかけづくりとしています。

全てのお客様に安全・安心して乗っていただくための取組

 お客様に安全にご乗車いただくため、運輸安全マネジメントに取り組み、全社員が一丸となって運転事故防止に努めています。
 特に、お子様や高齢者、妊婦の方がご利用される場合は、安全なご乗降に配慮するよう心掛けています。また、どなたでも安全にバスにご乗降いただけるノンステップバスなどの低床バスの導入率は78%となっており、さらに導入を進めているところです。
 低床バスは、車椅子のお客様がご乗車の際は、補助スロープ板の使用によりスムーズにご乗車いただくことができます。また、車内では車椅子を固定する必要がありますが、乗務員は安全かつ円滑に固定作業ができるよう日々研鑽を積んでいます。さらに、運輸局と連携して、バリアフリー教室を開催し、参加者に車椅子による乗車体験をしていただくことで、バリアフリーに対する理解を深めていただいています。

 また、乗務員は運転技術だけではなく、お客様とのふれあいも大切な仕事の一つですので、接遇研修を実施するなどの人材育成に努めています。

従業員が安心して働くことのできる環境づくりへの取組

 社員にハラスメントに対する研修の実施や相談窓口を設置するとともに、育児や介護を必要とする社員に休暇を取りやすい環境を整えるなど、働きやすい環境づくりに努めています。

その他の取組

  • 個人情報管理の徹底
    定期券購入の際にいただいたお客様の個人情報については、社内で規定を定め適切に管理
  • コンプライアンス遵守
    職種ごとに事例集を作成し、全社員に周知
  • 環境保全への取組
    自動車排出ガス規制に基づくバス導入の促進
  • 防災の取組
    避難訓練の実施、BCPの制定


*営業部の原義典次長(兼指導渉外課長)さんにインタビューさせていただきました。

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