第27回和歌山県人権施策推進審議会議事録
第27回和歌山県人権施策推進審議会議事録
日 時 | 平成19年9月11日(火曜日) 13時半~16時 |
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場 所 | 和歌山市 アバローム紀の国 |
議 題 | (1)委員からの提言・質問等について (2)「虐待」に関するシンポジウムについて (3)その他 |
出席委員 | 大畠委員 月山委員 辻 委員 中川委員 中谷委員 中村委員 藤範委員 宮﨑委員 やな瀬委員 |
配布資料 | (1)人権行政に対する提言・質問等について 追加資料 (2)「虐待」に関するシンポジウム(案)チラシ(案) |
内 容 | |
議題 | 1 開 会 和歌山県人権局長 挨拶 |
議題 | 2 議 事 (1)委員からの提言・質問等について 事前に提出のあった提言・質問等について、関係課より資料をもとに説明 質問・意見交換概要は、以下のとおり。 |
委 員 | 「仕事と家庭の両立支援事業」におけるセミナーの内容にワークライフバランスも含んではどうか。 |
事務局 |
本年度の内容については、現在検討中のため参考にしたい。 |
委 員 | 紀南DVセンターが開設されてから、どの程度利用されているか。 |
事務局 | 緊急保護については、4件行っている。 |
委 員 | 障害福祉課で所管している「和歌山県障害児者父母の会連合会」の団体事務をいつまで、どのように見直していくのか。 |
事務局 | 「和歌山県障害児者父母の会連合会」の各郡の事務局を振興局で担当していたが、本年度から既に移管しており、現在は県で事務局業務を行っていない。 |
委 員 | 「和歌山県精神障害者家族会連合会」は県からの啓発事業委託等を受けているが、現状の運営が厳しい状況に対して県はどのように考えているか。 |
事務局 | これまで、「和歌山県精神障害者家族会連合会」が福祉の向上に対して果たしてきた功績は非常に大きいと考えているが、県において事務局を担当するという議論とは別である。 県行政の責任領域の見直しがこれまでも行われており、今後さらに見直しが必要となってくると考えているのでご理解を頂きたい。 |
委 員 | 「和歌山県精神障害者家族会連合会」は県からの事業を委託されているが、団体の運営が不可となった場合は県としてどのように考えるか。 |
事務局 | 正式に来年度以降の「和歌山県精神障害者家族会連合会」の運営がどうなるかの結論を県として聞いていない。 結論を聞いてからどう対応するべきか検討していきたい。 |
委 員 | 容貌障害の当事者の声を県も聞いてほしい。 県が、直接当事者の話を聞くことが、当事者に勇気を持たせる事になるのではないか。 |
事務局 | ご紹介いただけるならば、直接お会いして当事者から話を伺い、参考にしたい。 過去には、平成16年にNPO法人ユニークフェイスの会から、石井会長を講師に招き、「外見の違いを認めあえる社会」を演題に2回講演会を開催している。 今後も、他府県の状況や委員を始め様々な方々のご意見を得ながら研究していきたい。 |
委 員 | 本年度に、精神保健福祉審議会は開催されるのか。 |
事務局 | 精神保健福祉審議会については、開催にあたり委員の改選が必要となる。 日程も含め、現在開催する方向で、調整している。 |
委 員 | 県内に日本語指導が必要な外国人生徒が9名いるという数字は、どのような調査を行った結果か。 |
事務局 | 各市町村に照会を行った結果、9名という結果になった。 |
委 員 | 県内で、日本語指導が必要な外国人生徒が9名というのは、少ない印象を受けるが。 |
事務局 | 正式に市町村より報告のある数字としては、9名となっている。 |
委 員 | 外国人生徒への日本語指導講師の派遣は、ボランティア講師の派遣か。 |
事務局 | 市町村が独自に配置していると聞いている。 |
委 員 | 中央児童相談所を市街地に移転すれば、利用者にとって便利になるのではないか。 |
事務局 | 現在の施設は、平成7年に建設されたところで、建設後間もないことや、県の財政状況から考えても移転は難しいと考える。 現在の施設を移転する検討は、行われていない。 |
委 員 | 「子ども」「高齢者」「障害者」等、分野を越えた意見を交換する場を年に1度くらい設けてみてはどうか。 例年開催されている人権フェスタは多くの方々が集う非常にすばらしい事業だと思うが、その場でも様々な分野の方々がそれぞれに活動をされている。 そのような場を利用し、分野を越えた方々が一堂に会して意見を交換できる事業があれば、相互理解を深めていけるのではないか。 |
事務局 | 現在も人権フェスタでは、様々な分野の方々が参加されているので、交流の機会として利用して頂いている。 フェスタの場を利用する事も含め、関係する課室等と連携しながら検討したい。 |
委 員 | 「問題行動対策サポーター配置事業」という名称を変更してはどうか。 子ども達を見る視点として「問題行動」という表現よりは、もっと優しい表現に改めた方が良いと思う。 |
事務局 | 所属に持ち帰り、今後検討したい。 |
委 員 | 「障害」の標記を「障がい」にしてはどうか、検討して頂きたい。 |
提案 | 月山会長より「和歌山県人権施策基本方針」の見直しについて提案 提案内容については、以下のとおり。 |
委 員 | 「和歌山県人権施策基本方針」の見直しを始めるべきだと考えている。 見直しにあたっては、意識調査等も必要であると考えているが、時期をみて審議会に提案したいと考えている。 その際には、県関係課や委員の皆様のご協力をお願いしたい。 |
議題 | (2)「虐待」に関するシンポジウムについて 事務局より「虐待」に関するシンポジウムについて、資料をもとに説明。 質問・意見交換概要は、以下のとおり。 |
委 員 | シンポジウムのパネラー等に当事者は入らないのか。 |
委 員 | 専門委員会でも議論になったが、今回のテーマは「虐待」であることから、「虐待」を受けた人、「虐待」をした人にパネラーとして参加願うのは難しいと判断し、それらの実情を知る人として、施設等の現場で当事者と接している方を招くという結論となった。 |
事務局 | 当事者の方をパネラーにお招きする予定はないが、一般参加者として是非参加頂きたい。 |
議題 | (3)その他 その他の議題は特になし。 |