第26回和歌山県人権施策推進審議会議事録
第26回和歌山県人権施策推進審議会議事録
日 時 | 平成19年7月9日(月曜日) 13時半~16時 |
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場 所 | 和歌山市 アバローム紀の国 |
議 題 | (1)「和歌山県人権施策基本方針」分野別施策について (2)(財)和歌山県人権啓発センターの事業について (3)今後の審議会日程について (4)「虐待」に関する専門委員会での審議内容について (5) その他 |
出席委員 | 稲垣委員 大畠委員 金川委員 谷口委員 月山委員 辻 委員 中谷委員 中村委員 藤範委員 宮﨑委員 森田委員 |
配布資料 | (1)平成19年度和歌山県人権施策基本方針関係事業分野別一覧表 (2)平成19年度和歌山県人権施策基本方針関係事業分野別一覧表に関する 質問・意見等について 資料1資料2資料3 (3)財団法人和歌山県人権啓発センター概要 資料1 資料2 (4)平成19年度和歌山県人権施策推進審議会の今後の日程(案)について (5)「虐待」に関するシンポジウム(案) (6)和歌山県報(写) |
内 容 | |
開会 | 1 開 会 和歌山県人権局長 挨拶 |
議題 | 2 議 事 (1)「和歌山県人権施策基本方針」分野別施策について 人権施策推進課より説明 質問・意見交換概要は、以下のとおり。 |
委 員 | 資料の中に特殊学級という言葉が使われているが、今でもこのような呼び方をするのか。 |
事務局 |
現在は特別支援学級と呼んでいる。 資料の誤りです。 |
委 員 | 紀南に設置するDVセンターは女性相談所の機能をそのまま備えたものか。 一時保護、自立促進まで支援できる機能を持つものか。 |
委 員 | ネグレクト防止に対する施策は行われているか。 行われている場合、事業名を教示願いたい。 |
委 員 | パワーハラスメントに対する施策は行われているか。 行われている場合どの事業に該当するか。 |
委 員 | 知的障害者援護施設運営補助事業において、共同作業所(無認可)4カ所のうち2カ所が新事業体系に未移行となっているが、精神障害者の分野においても未移行の施設がある。 遊休施設も利用可能となったが、現実的にはなかなかそぐわない。 また、バリアフリー等の指導もあるが、抽象的であり難しく、現場では20年度までの移行に困惑していると聞いている。 県から施設に対しどのような指導・助言が行われているか、お聞きしたい。 |
委 員 | 昨年度に精神保健福祉審議会が開催されていないのはなぜか。 |
委 員 | 保育所や養護施設の職員に対する人権研修はどのようになっているか。 |
委 員 | 次世代育成支援関係職員研修事業について、保育士・幼稚園教員が対象となっているが、幼稚園教員は教育委員会の所管ではないか。 子ども未来課との関係はどのようになっているのか。 |
委 員 | いじめ・虐待防止の対策事業がどうして同和問題に分類されているのか。 同和問題といじめ・虐待が密接に関係があるように受け取られ、同和問題の解決に障害となるのではないか。 |
委 員 | 問題行動サポーターの配置事業の様に職員(サポーター)を配置することによって暴力行為等の発生件数が多い学校に落ち着きを戻そうとする方法もあるが、他府県の事例で、難病をもつ児童と同じ学級になることによって、他の生徒達が優しくなったというケースがあると聞いた。 このような視点を変えた施策を実施する考えはないか、県の考えを教示願いたい。 |
委 員 | 難病児童への支援制度ができたと聞いたが、どの事業に該当するか。 |
事務局 | 以上の10件の質問に対しては関係課が出席していないため、後日各委員に回答させていただく。 |
事務局 | 議題に対する関係課・分野が多岐にわたる場合は、次回より関係課の出席を求めて対応する。 |
議題 | (2) (財)和歌山県人権啓発センターの事業について (財)和歌山県人権啓発センターより説明 質問・意見交換概要は、以下のとおり。 |
委 員 | 人権を考える強調月間と同和運動推進月間は内容が重複しないか。 |
事務局 | 人権を考える強調月間は人権全般について、対象となっている。 他の分野においても強調月間の様な期間が設けられており、たまたま人権を考える強調月間と同和運動推進月間が近い日程になっている。 地域の啓発活動では、併せて行っている地域もある。 |
委 員 | センターと市町村との関係で不便に感じることはあるか。 |
事務局 | センターと市町村は上下の組織ではなく、横のつながりを持っている。 各種事業の実施においては、センターより市町村にお願いしている。 また、一括発注を行った方が効率的な啓発グッズ等はセンターでまとめたりしており、今後もよりよい方向で事業が行えるように協力していきたいと考えている。 |
委 員 | 人権相談において相談内容の中に難しい判断を迫られる様なケースは出てこないか。 |
事務局 | センターは解決機関ではなく、職員のわかる範囲で助言等の手助けをしている。 相談内容は多岐にわたるため、センター職員で対応できない部分については、センターが毎月2回実施している法律相談を紹介したり、専門機関等を紹介して解決への手助けをしている。 |
議題 | (3) 今後の審議会日程について 事務局より説明し了承を得た。 ・次回以降の審議会については9月、12月、3月を予定している。 ・9月の審議会においては、委員より県人権行政への提言をいただくので、事前に 照会する。 (4) 「虐待」に関する専門委員会での審議内容について 事務局より説明し了承を得る。 内容については、以下のとおり。 ・和歌山県主催で「虐待」に関するシンポジウムを開催するので、委員にご協力をい ただきたい。 ・開催場所は紀北、紀南の2カ所を予定している。 ・時期は紀北会場は平成19年12月6日、紀南会場は平成20年1月下旬を予定し ている。 ・紀北会場では月山委員、紀南会場では谷口委員に基調講演をお願いしたい。 ・パネルディスカッションを行うので、パネラー・コーディネーター等を委員にお願い する事もある。 ・シンポジウムの詳細については、専門委員会において協議させていただく。 (5) その他 事務局より報告 「和歌山県人権施策推進審議会規則」の改正を行い、当審議会委員への守秘義務 を明文化した。 |