第39回和歌山県人権施策推進審議会議事録
日時 | 平成26年9月2日(火曜日)午前10時30分から午前11時30分 |
---|---|
場所 | 和歌山市 アバローム紀の国 |
議題 |
|
出席委員 | 家本委員、芝本委員、田中委員、辻委員、西嶋委員、福井委員、三浦委員、村上委員、森崎委員、薮添委員、米川委員 |
配布資料 |
|
内容 |
和歌山県企画部人権局長 挨拶 |
内容 |
議題(1)会長の選出について【資料1】(PDF形式143キロバイト) 委員からの質問、意見等については、以下のとおり。 |
委員 | 人権相談窓口設置事業について 人権相談が200件あまりあるとのことだが、主に子どもに関する相談が多いのか。課題別の割合などはどうなっているのか。 |
事務局 |
人権相談については、県の人権相談窓口として人権局、振興局、公益財団法人和歌山県人権啓発センターで対応している。 平成25年度は213件の相談が寄せられており、人権課題別に整理すると、女性の人権についての相談が27件で、内容は離婚問題、DV、男女共同参画、職場環境に関するものである。 あと、障害のある人についてのものが25件で、内容は行政等への苦情、災害対策基本法とプライバシーの関係、発達障害について、施設の処遇に関するものである。 ほかにも、近隣トラブルや、職場でのパワハラが16件、公務員、警察、教育委員会への苦情などに関する相談が20件であり、高齢者や子どもに関する相談も寄せられている。 |
委員 | 新たに「災害と人権」の項目が和歌山県人権施策基本方針改定案に加えられた。災害時の人権についても考えていかなければいけないことだと思う。 宮城県の避難所を訪問しているが、避難所でつらい思いをしたという方の話しをたくさん聞いた。 避難所は災害を受けた方が最初に過ごすことになる場所で、一番大変な状況であると思う。 今、図上訓練のハグなどを勉強しているが、人権に配慮した避難所生活を送ってほしいと思うので、避難所についても和歌山県人権施策基本方針改定案にもり込んでほしいと思う。 |
事務局 |
和歌山県人権施策基本方針改定案で避難所に関することについても検討してきたところである。ご意見を反映し、わかりやすい表現に工夫していきたい。 |
委員 | 和歌山県人権施策基本方針改定案では福島第一原子力発電所の事故による放射能汚染の風評被害についての記載がある。 風評被害だけでなく、放射能汚染そのものが人権に関する問題を生んでいるという認識が重要である。風評被害だけだと問題の本質が見過ごされる。 |
委員 |
災害時要援護者支援マニュアルでは、子どもへの人権侵害や性的虐待などに関することも含まれているのか。 |
事務局 |
高齢者、障害のある方、女性など支援の必要な災害時要援護者のなかに、乳幼児も含まれている。 |
委員 | 避難所で、子どもたちが性的被害を受けるというケースもある。現実に起こっていることだし、災害時にはDVや虐待も増える。乳幼児ということだけではなく、子ども全体として捉えてほしい。 |
事務局 | わかりました。 |
事務局 | 議題(6)その他
委員からの質問、意見等については、なし |